CROSS TALK

INTRODUCTION

地域のために。
仲間とともに。

農業と地域の未来を創りたい──。
そんな大きな志で入会した若手職員たち。
その想いや成長などについて、話し合いました。
ぜひ皆さん自身の将来像を重ねながらお読みください。

CHAPTER 01

「神奈川のために」

──皆さんの入会動機を教えてください。

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• 私は地元である神奈川県で働きたいというのが、就活の“軸”でした。神奈川県信連は少数精鋭の組織なので、若いうちから責任の重い仕事にチャレンジできるという点に惹かれて志望しました。
• 生まれ育った場所で働きたかったというのは、私も同じです。実は幼い頃から我が家にはＪＡの職員さんがよく立ち寄ってくれていて、最も身近な金融機関がＪＡでした。ＪＡグループの一員として地元に寄り添う仕事がしたいと考え、神奈川県信連を選びました。
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• 神奈川県のためにという思いは、全員に共通のものでしょうね。
• 私は警察官である父の姿を見て自分も地域に貢献する仕事がしたいと思い、神奈川県信連を志望するようになりました。ただ最初は神奈川県信連という組織のことはまったく知らなくて、説明会で初めて知ったときも、長い名前の組織だなあという程度の印象でした。
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• 学生にはあまりなじみのない組織ですから、知っている人は少ないですよね。私は、地域金融機関を志望していた姉から、神奈川県信連のことを聞き、組織の存在について知りました。金融機関というと窓口業務をイメージしていましたが、そうではなくて本部的な仕事がメインで、しかも農業に特化した金融機関という特徴に魅力を感じ、志望しました。
• 拠点が横浜と厚木だけなので、ずっと神奈川県に住み続けられるというのも大きな決め手でした。
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• 私はジョブローテーションがあることに魅力を感じました。金融機関は、例えば融資だけとか、証券だけとか、同じ業務をずっと担当するというイメージがあったんですが、神奈川県信連なら運用部門・調達部門・管理部門と様々な仕事を通じてスキルを磨くことができるという点が素晴らしいと思いました。
• しかも大きな仕事に挑戦させてもらえるので、成長も早いですよね。私は実際に昨年、全ＪＡの担当者に配布する冊子の作成を任されました。完成したときは嬉しかったです。
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• 1年目なのにすごいですね！
• もちろんどの企業も社会的に価値の高い事業を行っているわけですが、神奈川県信連は地元の農業者のためにという目的がはっきりしています。社会貢献の喜びを具体的に感じられるのではないかと思ったことは、私にとっての大きな動機になりました。
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CHAPTER 02

「挑み続ける」

──若手職員として、どのような成長を実感されますか。

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• 私は佐藤くんの1つ先輩で、彼が入会してから3年目まで、ずっと同じ部署で仕事をしていました。1年目は右も左もわからないという感じで苦労しているように思ったけれど、3年目の今はとても成長したという印象です。
• ありがとうございます。私は入会以来担当しているのが、主にハウスメーカー様に土地購入やマンション建設の際の資金を融資する業務です。昨年ごろから、金利の上昇局面に入り、金利の交渉などで今までの経験が通用しなくなったことはとても頭の痛いことで、そこを乗り越えていくためにずいぶんと苦労しました。今となってはそのおかげで成長できたと思っており、背伸びして高い壁に挑戦することは大切だと実感しています。
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• 先ほど安在さんが言ったように、若手に責任ある仕事を任せる風土があるから、成長も早いのでしょうね。
• もちろん仕事を任せてあとは知らないというのではなくて、周囲の先輩方はちゃんとフォローしてくれます。私の1年目も、先輩たちがみんな優しくて、困ったことがあればいつでも相談できる環境でした。2年目の今は後輩が入ってきたので、私が教える立場にあります。自分が支えてもらったように、今度は私が後輩の成長を後押ししたいと思っています。
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• 私も食農営業部時代は、新人にもかかわらず担当の取引先を持たせてもらいました。新人であっても自分が神奈川県信連の“顔”なんだということでかなりプレッシャーは感じましたが、自分で考え、行動することで、確実に成長できたという実感があります。
• 私は組合員の相続や資産に関する相談にお応えする資産・相続相談業務をＪＡに浸透させていく業務を担当しています。まだまだ聞きなじみのない業務で、初めて取組むことや試行的にやってみようということも多い状態です。このため前例のない取組みも多く、毎日が試行錯誤です。そのような中でももちろん先輩方はしっかり私のことを見てくれていて、失敗しそうになると声をかけて助けてくれます。
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• 私の場合、ＪＡの窓口で受けた公共料金・税金の支払い等の最終的なとりまとめや内容の確認といった業務が中心です。新人の頃は知識がゼロだから先輩に教えてもらわなければ何もできませんでしたが、今はわからないことがあったら自分で書類を調べ、自分の判断でやってみるようになりました。
• 古谷さんと同じく、私もとりあえずは自分で調べ、自分でやってみるということを大切にしています。
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• 研修制度が充実しているのも神奈川県信連の魅力ですよね。私は通信教育を主に活用しています。自分の好きな時間帯に関心のあるテーマの講座を受講しています。
• 画一的に何かの学習を強制されることはなく、自分の興味や業務に関連する知識の習得や資格の取得ができます。そのために定期的に外部研修受講を斡旋してくれたり、資格取得の助成もしてくれたりと、サポート体制は充実しています。
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• 私は「プレゼンテーション研修」と「エクセル研修」が印象に残っています。どの業務にも通用するスキルであるため、特に役に立っていると感じています。

CHAPTER 03

「穏やかで、温かい」

──働いていて感じる神奈川県信連の魅力について教えてください。

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• すごく穏やかな雰囲気です。私は就活前にインターンシップに参加したんですが、担当の方が親身になって私の就職相談に乗ってくれました。皆さん、とても優しくて、温かいです。かといって決して緩いわけではなく、誰もが常に向上心をもって仕事に取組んでいます。先輩方にはいつも刺激を受けています。
• 安在さんの言うとおりですよね。たぶん先輩も、その先輩が穏やかな方ばかりだったから、自然と同じ雰囲気を受け継いでこられたのでしょう。想いやりの心が、当たり前のようにあふれている職場です。言うまでもなく神奈川県信連は株式会社ではなくて協同組合ですから、利益を追求するのではなく、いかにして地域に貢献するかということが第一です。そうした立ち位置も反映されているのかもしれませんね。
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• 神奈川県内のＪＡや農業者さんが何か困っていないかということが出発点です。決して我々が“こういうふうにしてもらいたい”と売り込んでいくわけじゃありません。あくまで農業者さんやＪＡの要望・意見を聞きながら取組みを進めていく組織です。
• 仕事中は、皆さん、目の前の業務に本当に集中しています。けれど休憩時間になると「昨日こんなことがあってね」なんて、プライベートな話が始まったりして、メリハリのある働き方が浸透していると感じます。実は入会前は社会人になると1日中カリカリした空気の中で過ごさなきゃいけないんだと覚悟していたので、いい意味での想定外でした。
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• 私も社会人になったら、時間に追われて毎日残業すると思っていました。でも実際は平日でも自分の時間をしっかり確保できることに驚きました。
• 安在さんは仕事とプライベートをしっかり分けるタイプなんですね。私も同じで、終業後には仕事のことはすっかり忘れ、自分の時間を楽しんでいます。飲み会に行くことも多いですよ。
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• 同じ職場だった頃は、太田さんとよく飲みに行きましたね。でもお互いお酒が飲めないので、食べるのが中心でした。それでも先輩たちの話が面白くて、いつも盛り上がっていました。もちろん飲み会が苦手な人を無理に誘うことは絶対にありません。
• 私たち2022年入会組はとても仲が良くて、先日はみんなで湯河原の保養所に泊まりにいきました。
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• 全員で？
• 同期全員、11人で行きました。
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• 本当に仲がいいんですね。
• ええ。保養所は格安で利用できるので、みんな気に入っています。貸し切りで、お風呂は源泉かけ流しだし、先日は花火も楽しみました。
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• 同期ではないですが、職場の先輩と仕事帰りによく野球観戦に行きます。横浜スタジアムが近いので、「ちょっとベイスターズの応援に行こうか」という感じで気軽にいけるのがいいです。
• ワークライフバランスということでは、子育て中の人にとても優しいという点も魅力です。お子さんの発熱で急に休まなくてはならなくなったという電話があると、「仕事は気にしないでゆっくり休んでください」と答えるし、休んだ人の仕事はみんなでカバーします。お互いに気づかい、支え合うことがしっかり根づいているのでしょう。私もいずれ子育てをすることになっても、これなら安心だと感じています。
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CHAPTER 04

「明日の自分」

──最後に皆さんの将来のビジョンを教えてください。

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• 自分にはまだ苦手に感じる業務が少なくありません。たとえ苦手でも避けて通るようなことはせず、どんなことにも挑戦して、できること・得意なことを増やしていきます。先輩を見ているととても落ち着いていて、どんな仕事でも冷静に対処されています。私もいつかは、後輩から「一緒にいると頼りになる」と思われるような人材を目指します。
• 後輩を指導するとき、うまく注意できなかったり、つい手助けし過ぎてしまうことがあります。これからは仕事を任せたら温かく見守り、何かあったときにすぐにサポートできるようになることを目指します。プライベートでは、将来、家庭を持ったら、家事や育児、仕事をバランスよくこなしていきたいと思います。
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• 現在の部署での目標としては、私が担当者で良かったと取引先に思っていただけるような人間になることです。長期的には、どこの部署でも通用するようなスキルを身に付け、活躍できる人材になることが目標です。
• 私が担当している投資信託事務の仕事は煩雑で、合理化や簡略化の余地が十分にあると感じており、今後はそうしたことに取り組んでいきたいと思います。また、知識をインプットしつつ、課題解決のためのアウトプットに力を入れ、誰からも頼りにされる人材を目指します。
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• 私の場合、新しい部署に異動してまだ半年なので、今は目の前の仕事に全力投球です。長期的な目標としては、仕事もプライベートも同じように充実させ、安定した家庭も築ける社会人になりたいと思っています。仕事で周囲から頼りにされるように、父親として家族から頼りにされることを目指します。