経営企画部には、決算や税務申告を行う経営管理班、職場のデジタル化を推進するデジタル推進班、そして私の所属する総合企画班があります。私が現在力を入れているのは、「農業と地域の未来を創る」という経営理念への職員の理解・浸透に向けた「理念浸透プログラム」の取組みです。
具体的な取組みとして最近手がけたのは、食農営業部の取引先である農業者にご協力いただいて実施した農業体験活動です。神奈川県信連の職員が実際に農業者のもとで農作業を体験する活動で、農業者のご苦労や課題を肌で感じることで、職員がより意識高く業務に取り組むようになることを目指しています。ありがたいことに幅広い年代の職員が参加してくださり、「農作業の大変さがわかった」「知らないことが多く勉強になった」という感想をいただきました。私も現場に立ち合い、作業が進むにつれて参加者の顔つきが変わっていく様子を目の当たりにして、プログラムの手応えを強く感じました。
他にも森林保全活動やフードバンクでの食品仕分けボランティアといった活動も展開しています。「農業基盤の維持・振興」「地域社会の活性化」「自然環境の保全」などといった神奈川県信連が設定している重要課題に職員が向き合う上で意義深い取組みだと感じており、今後も力を入れていく予定です。
私が神奈川県信連で働き始めて驚いたのは、定時で帰ることを意識し業務にあたる雰囲気で、長時間労働が常態化していた前職から転職した私にとってちょっとした衝撃でした。上司が常にチームの業務をコントロールし、誰かに負荷がかかりそうなら別の職員がサポートするように促すなど、7時間の所定労働時間内で業務が終わるように配慮してくれているのです。おかげで非常にワークライフバランスの取れた生活が実現できています。試行中でありますが、テレワークも徐々に浸透しており、在宅勤務やサテライトオフィスへの出勤など、柔軟な働き方が可能です。また、時差出勤や時間休の制度もあるため、日中に私用を少し片づけたいというときに重宝していますし、周囲の職員は「お互い様」と快く受け入れてくれます。
神奈川県信連は職場の雰囲気が穏やかなことも魅力です。職員数は約200人で、ほとんどの方と顔見知りになれる規模の組織のため、お互いの距離感が近く、親近感が生まれやすいのだと思います。「理念浸透プログラム」の取組みも、他部署の職員と知り合える良いきっかけでした。
また、コミュニケーションは対面での会話が基本で、チャットを多用していた前職とは違い新鮮でした。
神奈川県信連は農業専門・地域金融機関であるため、農業基盤を支えることや地域の方がより豊かな生活を送れるよう力になれる存在であるべきだと考えています。「理念浸透プログラム」を通じて、職員からは「神奈川県信連の職員として何をすべきか考えるきっかけになっている」という感想もいただいており、職員の経営理念理解・浸透の一助になっていることにやりがいを感じています。
現在の部署は管理部門であり、今後はジョブローテーションで調達部門・運用部門も経験する予定です。各部署の資料を取りまとめる作業をしているとそれぞれの業務についてまだ理解の及ばないところがあり、幅広い業務知識を身につけるためにも、様々な部署への異動を経験したいと考えています。その後もゼネラリストとして神奈川県信連の業務に幅広く携わっていき、将来的にはどのような業務にも対応できる人材になることが目標です。