昔、共同の井戸を使っていたころ、女性たちはその井戸の周りに集まって洗濯をしながら、愚痴やうわさ話に花を咲かせていました。それをちょっとからかって、井戸端会議と呼んでいました。井戸端で、力を込めて洗濯し、おしゃべりし、泣いたり、笑ったり、怒ったりしているうちに、心がすっきりしてそれぞれの家に帰って行っていたのだと思います。
井戸端会議にはストレスを解消するコツがいくつもあります。
@力を込めてごしごし
ひじの屈伸運動は、ストレス発散になります。現代では、シャドーボクシングを部屋でしてみても
いいですね。ストレスがあると肩が凝ったりしますが、この動きで肩こりも和らぎそうです。
Aおしゃべり
口を動かすこともストレス解消になります。ストレスでつい食べ過ぎてしまうというとき、できれ
ば、誰かとおもいきりおしゃべりできるといいですね。
B泣く、笑う、怒る
感情を素直に表現し、泣いたり怒ったりできると、ネガティブな感情も数秒で浄化されます。怒り
や悲しみがなかなか消えないのは、ずっと心の中で考えていたり、思い出してしまうことによりま
す。
Cお互い様という考えや助け合う人間関係があること
助け合わないと生活できない環境だったこともあり、人と人のつながりがありました。安心感のあ
る関係があることは、ストレスの緩和に役立ちます。
D根本的解決をしなくても、水に流せばいい(心から外にだす)
井戸水を流していると、水に流すイメージを持ちやすくなり、悩みを手放しやすくなります。現代
では、シャワーを浴びながら、ストレスも流れていくと思うといいですね。
現代でも気のおけぬ仲間とおしゃべりする機会はあると思いますし、それがストレスの解消に役立つことも多くあると思います。共同井戸のない現代では、レストランやカフェでおしゃべりすることが多いと思います。そんな時に少しだけ気を付けてほしいことがあります。
人は食べているときには無防備になります。食事をしながらネガティブな話を延々とし続けると、心の奥(無意識といわれる領域)が悲観的否定的なことでいっぱいになってしまい、話した後に不安感や落ち込み、世の中に対する悲観的な感情がでてくることもあります。
上手なストレス解消法は、井戸端のように流すこと。会話の最後に、「愚痴を言って、心がすっきりして元気になった」「でも、こんないいところもあるからね。」「まあいいか。」「何とかなるよ」など、ベクトルを少し上向きにする言葉で締めくくってください。
<過去のコラム>
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