HOME > WORK > JAバンク企画推進部 笠原深幸
PERSON05
人とのつながりや情報力を活用し、
神奈川県の農業専門・地域金融機関としての存在感を示す
笠原 深幸 Miyuki Kasahara
JAバンク企画推進部
2006年入会 法学部法律学科卒
PERSON06
人とのつながりや情報力を活用し、 神奈川県の農業専門・地域金融機関としての存在感を示す
笠原 深幸 Miyuki Kasahara
JAバンク企画推進部
2006年入会 法学部法律学科卒

多岐にわたる仕事を経験できる点に魅力を感じた

地元である神奈川県に貢献したい、また、人々の生活を支える仕事がしたいという思いから、地域に根ざした金融機関に絞って就職活動をしていました。複数の金融機関の面接も受けており、他行がリテール業務中心であるなか、当会はJAの信用事業の本部機能を担っており、管理・調達・運用部門といった多岐に渡る業務を経験できる点、また、一部の市町村ではなく、神奈川県全体に貢献できる点に魅力を感じ、当会への入会を決めました。
これまでに4つの部署を経験し、貯金商品のキャンペーン企画、新卒学生向けの採用活動、県域ローンセンターでの住宅ローン営業活動、法人向け融資営業、投資信託の企画・推進業務など、幅広い業務に携わることができました。
今回は、その中で、一番印象に残った経験と、現部署での業務内容をお話しさせていただきます。

「人とのつながり」という財産を得て、
仕事の可能性を広げる

一番印象に残っている仕事は、入会6年目に担当した県域ローンセンターでの住宅ローン営業です。県域ローンセンターでは、個人のお客様ではなく、住宅メーカーに対して、JA住宅ローンの営業を行い、そこで獲得した案件を、各JAに取り次ぐ業務を行っています。
以前は、各JAが独自に住宅ローンの金利・手数料等の条件を決めていたため、住宅メーカーからは「同じJAなのにルールが違うのでわかりにくい」という指摘がありました。そこで、各JAからの出向者とともに県域ローンセンターを設立し、県域で統一した条件や目標をもって、住宅ローンを営業していくこととなりました。
設立と同時に配属となった私は、各JAからの出向者と、営業方法を模索しながら、ローン審査等の知識の習得、県域ローンセンターのパンフレット作成、県内の住宅メーカーのリストアップ、目標管理の体制化などに取り組みました。その努力は次第に成果に結びつき、ローンセンターの土台を作り上げることができました。
若手のうちに、「センター設立時の営業担当」という責任ある仕事を任せてもらえたことは、非常に有益な経験となり、一緒に働いたJAからの出向者との「つながり」というのは、大きな財産となりました。
また、この財産は、私が県域ローンセンターの営業担当から、法人向け融資営業の担当に異動となった際にも、非常に活きることになりました。出向者が各JAに戻った後も、継続的に情報交換をさせてもらい、その際に各JAの取引先の情報を教えてもらいました。そして、この情報を活かして、既往の取引先との取引深耕および新規取引先の獲得など、自分の仕事に繋げることができたのです。
以前の業務で得たものが、別の業務で活かせることを実感した非常に印象的な経験でした。

利用者の将来の不安を軽減するため、
投資信託の定着をめざす

次に、私が現在所属しているJAバンク企画推進部のお話をさせていただきます。
ここで私が担当しているのは、投資信託の企画・推進業務です。
現在の日本では少子高齢化が進み、年金制度に対する懸念が強まっており、多くの方が将来に不安を感じています。そこで必要となるのが、自らが資産を形成・運用することです。現在、JAバンク神奈川では、利用者の資産形成・運用の支援を強化しています。そのための重要な金融商品が投資信託です。
投資信託は、貯金やローンといった他の金融商品と比べ、利用者の方に馴染みがないため、いかにわかりやすく伝えられるか、また、利用者の方に寄り添った提案ができるかが重要となります。
そこで私たちは、各JAの提案活動を促進すべく、JA職員向けの研修の実施、利用者にあった商品の選定、PR資材の作成・提供、キャンペーンの実施、事務手続きの整備などを行なっています。
投資信託は、JAにとって発展途上の段階であり、すぐに結果がでる仕事ではないですが、利用者のために、あらゆる面でJAを支援していきたいと思います。

このように、当会の仕事は、営業活動や、金融商品の企画・立案など、多岐にわたります。これは、私が入会を決めた理由の一つであり、今では大きなやりがいとなっています。
このやりがいのある職場で、これからも、利用者の方々が望む金融サービスを提供できるように、努力を続けていきます。

一週間の仕事の流れ

月曜日


●JA職員向けの研修(商品勉強会)

火曜日


●投資信託事務研修資料作成

水曜日


●窓口担当者向け資産形成の必要性について講義

木曜日


●顧客セミナーの内容調整

金曜日


●JA職員向けの研修(投資信託事務研修)