ラッカ セ イサ ツ マ イ モ 抗酸化作用が強く、ビタミンEが含まれているため、美肌や血液をサラサラにする効果が期待できます。その他にも、ナイアシンというアルコールの分解を助ける成分も含まれています。 甘味のある味わいで老若男女問わず人気のサツマイモ。食感もほくほくしたものやねっとりしたものがあり、自分の好みに合った品種を探してみるのもおすすめです。 最近は、手軽にできる漬物「⃝⃝の素」といった商品を目にすることが多いかと思いますが、我が家ならではの味の漬物を作ってみませんか。 商品化された漬物には食品表示のルールがあります。ダイコンの糠漬けは、「たくあん漬」。米こうじで漬けたダイコンの麹漬けは、「べったら漬」と呼ばれます(食品表示基準による農産物漬物の表示)。 今回は「たくあん漬」より手軽にできる「べったら漬」の作り方を紹介します。〇材料[下漬け用] ダイコン…5㌔(4~5本)、塩…200㌘(ダイコンの重さの約4%)[本漬け用] 米こうじ…500㌘、砂糖…200~300㌘、水…200㏄ 〇作り方①収穫したダイコンをよく洗う。葉を落として皮をむいたら縦半分に割り、1日天日干しにする。長い場合は、横半分に切る。②ビニール袋を入れた容器を用意し、ダイコンに塩をまぶし入れる。空気が入らないよう袋の口をしばり、5~10㌔の重石をする(いくつかに分けて作った水重石が便利です)。ダイコンから水が上がってきたら上下を入れ替え(漬け替え)、重石を半分にする。水は、ダイコンの表面が空気に触れない程度まで残し、あとは捨てる。③4~5日したらダイコンを取り出し、表面の塩分を水で洗い流し、半日ほどざるなどに並べ、水気を乾かす。④米こうじと砂糖を水(ぬるま湯)に加え、漬け床を作る。⑤容器に入れたビニール袋の底に漬け床を少し入れ、ダイコンと漬け床を交互に入れる。ビニール袋の口を閉じ、軽く重石をする。⑥2~3日したら漬け替えを行い、一週間ほどで出来上がり。冷蔵保存し、一週間で食べきる。 甘口の漬物ですので、お好みで砂糖の量を変えて甘さを調整してください。コクのあるのは三温糖ですが、白砂糖だと白く仕上がります。この機会に商品化に挑戦してみてはいかがでしょうか。9 SHONAN農作業メモダイコンの漬物 手作りのべったら漬に挑戦してみませんか県農業技術センター
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