JA湘南広報誌_6月号
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●市民の緑化意識向上へ 鉢物部会が花苗定植●かながわブランドの赤タマネギ 湘南レッド出荷開始●プランターで野菜づくり 青壮年部員が園児と交流●緑花まつりで地元産PR 農産物を販売5 SHONANJA鉢物部会平塚支部は、平塚市に協力し、長年地域の緑化活動に取り組んでいます。公民館・公園などへの花苗の配布や一部の花壇の植え替え作業を実施。部会員が育てた季節の花で市民の目を楽しませるとともに、地元産の花をPRします。5月14日には、平塚市総合公園とJR平塚駅北口付近の花壇の植え替えを実施。部会員9人が参加し、赤や紫、ピンクなど、6色のペチュニアを約1000ポット定植しました。杉山修一副部会長は「色とりどりの花が地域の方の癒しになればうれしい。地元で良質な花苗が生産されていることを広く知ってもらえたら」と話します。かながわブランドに登録されている生食用赤タマネギ「大磯湘南レッド」の出荷が始まりました。今シーズンはJA露地野菜部会大磯支部湘南レッド部に所属する生産者 10 人が、7月上旬までに県内5市場へ約7㌧出荷する予定です。湘南レッドは県が開発した品種で、つやのある赤紫色とみずみずしさが特徴です。5月23日には目合わせ会を開催。生産者やJAの職員、市場の担当者が出荷規格などを確認しました。市場の担当者は、出荷後に品質が落ちるのを防ぐため、十分乾燥させてかJA青壮年部いせはら支部は5月8日、伊勢原山王幼稚園で、食農教育活動「プランター野菜づくり」を行いました。子どもたちに農業に親しんでもらうのが狙いで、12 人の部員が参加しました。当日は、部員の指導で、園児約 80 人がナスやミニトマトなど4種類の夏野菜の苗をプランターに植え付けました。定植した苗は、園児が育て、収穫を行います。深瀬太一支部長は「子どもたちに農業を身近に感じてもらえたらうれしい。みんなで大切に水やりなどをして、立派な野菜を収穫してほしい」と微笑みました。伊勢原市園芸協会の会員は、5月10日と11日の2日間、伊勢原市総合運動公園で行われた「第 34 回公園緑花まつり」で農産物を販売しました。10日は、サニーレタスやキャベツ、ネギなどの野菜をはじめ、エディブルフラワー(食用花)としても楽しめるペンタスやガザニアなどの花を販売。会員らは、来場者に野菜のおすすめの食べ方や花の管理方法などをアドバイスしました。ペンタスを購入した女性は「食べられると聞き、興味が湧いた。育てて花姿を楽しんだらぜひ味わってみたい」と笑顔で話しました。ら箱詰めするよう呼びかけました。ペチュニアを植える部会員「大磯湘南レッド」の規格を確認する生産者部員㊨と一緒に苗を植える園児来場者に花の特徴を説明する会員㊧

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