行谷 誠一(旭)山﨑 忍(岡崎)吉川 政治(城島)小泉 和宣(岡崎)武藤 久美子(旭) (上位入賞者のみ紹介・敬称略)齊藤 誠(金目)田中 次郎(岡崎) 農業は、他業種と比べて死亡事故が多く、令和5年度は全国で236人が農作業中の事故によって亡くなっています。今回は、農作業死亡事故のうち、全体の62.3%を占めている農業機械作業に係る事故を中心に取り上げ、農作業を安全に実施するための方法を紹介します。▼乗用型トラクター 機械の転落・転倒による死亡事故の割合が最も高くなっています。安全キャブや安全フレームが装着されたトラクターを使用し、シートベルトの着用を徹底することで、転落・転倒した際の安全を確保できるようにします。圃場の進入路・退出路については路肩の草刈りや曲がり角のポール設置など、適切な環境づくりを行いましょう。▼コンバイン 路肩走行中の転落・転倒や後進時に補助作業者がひかれる事故が起きています。コンバインは運転者からの死角が多く、小さな段差でも傾きやすい■第54回JA湘南果実持寄品評会(4/3)〇トマトの部 特選=片野 喜章(比々多)〇キュウリの部 特選=青木 幹夫(大田)■2025セントラルジャパンホルスタインショウ(4/4・5) 第5部4位=内田 明光(城島) 第9部4位=柏木 利彦(大田)■第54回神奈川県施設野菜共進会○立毛の部(トマト 3/4・5、4/8・9)(キュウリ 3/12、4/8・9) 特別賞(トマト)=武藤 登美夫(旭) 特別賞(キュウリ)= 吉川 猛(城島)特徴があります。そのため、草むらや狭い道、坂道では降車して道幅や路肩状態を確認し、後進時にはホーンを鳴らすなど、周囲に後退を知らせましょう。巻き込まれ事故防止のため、手こぎ作業時には軍手などの手袋は着用せず、詰まり除去・整備作業時には必ずエンジンを停止しましょう。▼刈払機(草刈機) キックバックや小石、チップの飛散による足の切創、失明等の事故が起きています。作業前に作業場所を確認し、構造物や切り株があれば目印を付け、針金、石、空き缶があれば除去しましょう。作業時には、ゴーグルやすね当てなどの保護具を必ず着用し、刈刃の左側上部1/3で右から左に刈るよう正しい作業方法を徹底しましょう。▼熱中症 令和5年度における農作業中の熱中症死亡者は、全国で37人に上り、近年増加傾向となっています。熱中症による救急搬送は身体が暑さに慣れていないゴールデンウイーク明けや梅雨明けに急増しています。そのため、早い時期から小まめな休憩と水分補給を心がけ、熱中症対策アイテムを活用するなど、無理のない作業を行いましょう。■第54回神奈川県施設野菜共進会○野菜の部(4/11) 特別賞(トマト)= 武藤 登美夫(旭)清田 明美(城島) 特別賞(キュウリ)= 上原 正二(岡崎)9SHONAN入賞おめでとう!入賞おめでとう!農作業メモ農作業事故を防ごう県農業技術センター
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