JA湘南広報誌_4月号
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4●SHONAN 洪水には、河川の氾濫や堤防の決壊による「外水氾濫」と、大雨などにより市街地の排水が間に合わず、側溝などから逆流・あふれだす「内水氾濫」の2種類があります。住んでいる地域の特性から起こりうる災害を予想し、被害に備えることが大切です。 自宅や職場など、日常的に過ごす場所にどのような災害の危険があるかを確認するには、ハザードマップが有用です。ハザードマップは、自然災害が発生した時の浸水などの被害範囲を予想して地図上に示したもので、浸水深によって色分けされています。 国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」では、市区町村ごとの「わがまちハザードマップ」や住所から検索できる「重ねるハザードマップ」が閲覧できます。想定される被害に応じ、災害対策や避難経路を考えてみましょう。 私たちの生活は、地震や台風をはじめとする災害のリスクと常に隣り合わせと言えます。昨年8月に多くの地域で浸水や土砂崩れなどの被害をもたらした台風10号も記憶に新しいのではないでしょうか。 JA女性部は、災害から身を守る術を身に付けようと、3月21日の総会後に防災講習会を開催。約50人が参加し、防災グッズを販売する株式会社ダイイチの社員から、災害が起こった際に想定されることや対処法を学びました。 今回の特集では、川などが多い地域性に着目し、水害にスポットを当てて防災の基礎知識や準備しておくと良いものを紹介します。ダイイチの社員㊧から簡易トイレの使い方を学ぶ部員内水氾濫平塚市洪水ハザードマップ(一部拡大)外水氾濫洪水には2種類ある!ハザードマップを確認しよう!水害から身を守ろう!防災のススメ

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