土沢地区 齋藤 一樹さん4●SHONAN 大好きな野菜届けたい齋藤一樹さんは、美容師などをしていましたが、大好きな野菜を自らも生産したいと考え、農業を志すようになりました。平塚市内の農家のもとで露地野菜栽培のノウハウを身に付けた後、2022年やキクイモ、ミニハクサイなどを生産し、JA直売所「あさつゆ広場」や市内のスーパー、勤務していた美容院で販売しています。毎年さまざまな品目の栽培に挑戦し、圃場との相性や作業効率の良さなどを見極めようと試行錯誤しています。その他にも、圃場のほとんどが山あいにあることから、電気柵の設置など、鳥獣対策にも注力。収量の確保に取り組んでいます。最近は、お客さんから声をかけてもらうことも多くなり、モチベーションが高まっている。今後は人手を増やすなど、規模を拡大することで、より多くの人に新鮮な農産物を食べてもらえるようにしていきたい。 2025年の干支は「乙巳」。努力が結実する勢いのある成長の年と言われています。農業の分野でも、新たに営農を始め、それぞれの目標に向かって歩み続ける人たちも数多くいます。今回は、JA管内でここ数年の間に就農した生産者の取り組みや今後の抱負を紹介します。12月に就農。ブロッコリー▲ブロッコリーの生育をチェックする齋藤さんJA管内の新規 就農者を紹介
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