JA湘南広報誌_12月号
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6令和6年度 JAは10月10日から25日まで、平塚市・伊勢原市・大磯町・二宮町の全19会場で令和6年度仮決算地区別座談会を開きました。皆さまからいただいたご意見やご要望は、今後の運営に反映できるよう努めます。各地区での質問や意見の要旨を紹介します。特殊詐欺について、本当に警察から電話で注意喚起される場合もあり、何が正解なのか分からず、不安になってしまいます。どのように対応したらよいですか。キャッシュカードに関する詐欺被害は、当JA管内では前年度に3件、今年度は上期で既に6件発生しています。最近の事案では、警察・警察官を名乗り、考える時間を与えないよう、電話を切らせずに引き延ばし、通話中に他の犯人が家まで取りに来るなど、以前の手口とは傾向が変わってきています。不審な電話はすぐに切り、警察やJAにご連絡ください。警察やJAは、キャッシュカードをお預かりすることや暗証番号をお聞きすることはありません。一人で判断せず、身近な人に相談することが被害を防ぐ第一歩となります。JAのキャッシュカードがコンビニのATMで使えると聞きました。どのコンビニが該当するか教えてください。セブン銀行、イーネット、ローソン銀行が提携となっています。主なコンビニATMでは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンがご利用いただけます。ハイオクガソリンの取り扱いなど、今後燃料の販売はどうなりますか。また、生産資材などに対する助成金は今後もありますか。運送業の2024年問題で仕入れが難しくなり、9月末をもってハイオクガソリンの取り扱いを廃止し、ハイオクのタンクはレギュラーガソリンで使用することになりました。農作業に必要なレギュラーガソリンや軽油、灯油などを安定的に確保し、供給できるよう努めてまいります。また、重油も価格が高騰していますが、しっかりとした対応を行っていきます。座談会の資料に「店舗再編の検討」とありますが、合併などの再編の状況を説明してください。また、組合員の利便性の確保のため、何か考えはあるのでしょうか。これまで、八幡・四之宮支店を大野支店へ統合した他、一部店舗で共済事業や融資事業などの集約を行いました。今後もさまざまな研究を重ねて管理費の削減を図りつつ、JA基盤強化の取り組みを進めていきたいと考えています。利便性については、渉外担当者の訪問活動を強化することで、確保していきたいと考えています。農林中央金庫の赤字の問題はどうなっていますか。赤字の要因は、農林中央金庫の経営を早期に改善するためのいわゆる「損切り」です。そのため、純利益のマイナスが発生しましたが、農林中央金庫の自己資本比率から見ても問題ない水準です。また、農林中央金庫からの増資依頼については、神奈川県の単位農協は対応いたしません。仮決算地区別座談会&

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