農産物の直売を行った他、焼き鳥やフランクフルト、かき氷などの模擬店が軒を連ねました。演芸コーナーでは、女性部員による合唱や地域の子どもたちによるダンスなどが披露されました。その他にも、女性部員や地域住民らが輪になって、「七夕おどり」や「金目音頭」などを踊り、会場を盛り上げました。運営には、生産組合長会や女性部、なぎさ、四葉会などに所属する組合員が携わりました。来場者は「地域の農家など、さまざまな人たちと交流できて楽しかった。今後もお祭りに参加したい」と話しました。14日には、JA土沢支店でもふれあい祭りを開催。直販部会による新鮮野菜の即売や次世代女性組織「フレッシュミズ」による手作りブルーベリージャムの販売、女性部と四葉会によるバザーなど、各組織が模擬店を出しました。さらに、地元の吉沢保育園の園児が歌や踊りを発表すると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。来場者からは「地域の農家が生産した新鮮な農産物を購入できて良かった」「農業やJAを身近に感じられるお祭りだった」といった声が聞かれるなど盛況でした。参加者の濱田美由起さんは「会員同士の親睦を深められて、本当に楽しい時間だった」と笑顔を見せました。ブルーベリーを煮詰める会員JA土沢支店の次世代女性組織「JAフレッシュミズ」は、組合員・地域住民との結び付きを強める地区別協同活動に力を入れています。9月10日には、JA平塚営農経済センターで、同支店管内の農家や職員と共同で栽培したブルーベリーを使ったジャムづくりを実施。参加した会員7人は、計22㌔のブルーベリー、水、砂糖をとろみがつくまでかき混ぜて煮詰め、瓶180個分を完成させました。大磯マコモ研究会の西方安雄代表が講師となり、マコモタケの栽培方法や食べ方などを説明した他、「大磯マコモ」がかながわブランドに登録されるまでの経緯を話しました。西方代表は「セミナーをきっかけに大磯マコモの消費拡大につながるとうれしい。ぜひ多くの人に味わってもらいたい」と笑顔で話しました。6フランクフルトを購入する来場者(金目支店で)野菜を購入する来場者(土沢支店で)マコモタケの栽培方法を説明する西方さん㊥大磯町は、町民に食への関心を高めてもらおうと、「食育セミナー」を開いています。9月4日には、大磯町保健センターでかながわブランドに登録されているマコモタケ「大磯マコモ」をテーマに実施し、26人が参加しました。SHONAN●各地で支店ふれあい祭り 組合員組織が模擬店出店JA金目支店は9月7日、同支店構内でふれあい祭りを開きました。●フレッシュミズがジャムづくり 共同栽培のブルーベリー使用●地元特産物知って 食育セミナー実施
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