JA湘南広報誌_9月号
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みんなの 健康11SHONAN JA土沢支店の次世代女性組織「フレッシュミズ」は8月6日、吉沢公民館で地場野菜を使った親子料理講習を開きました。 会員ら親子15人が参加。同支店組合員が生産したナスやピーマン、オクラをトッピングした「夏野菜カレー」や会員が栽培したシソを使った「赤じそジュース」など計4品を調理しました。 会員は「子どもが野菜を積極的に食べていてうれしかった」と笑顔を見せました。 食中毒の症状としては、発熱、嘔吐、腹痛、下痢などです。時には命に関わることもあります。おいしい食事をしたのに、「食べ物」が原因というのは嫌ですよね。食中毒が起きる原因は「ばい菌(細菌・ウイルスなど)」です。これらの菌が体内に入り、悪さをしてしまうのです。そのため、菌を体内に入れないための3つのルールを心掛けましょう。【ルール1】ばい菌をつけない! 調理や食事の前にはせっけんを使って流水で手をよく洗いましょう。調理前の肉や魚には細菌がいっぱい。特に小まめな手洗いを心掛けましょう。また、野菜など洗える食材はしっかり洗いましょう。調理後は、まな板や包丁などの調理器具もよく洗い、乾燥させて清潔にしておきましょう。汚染された食品から手やまな板などを介して他の食品に汚染を広げてしまうからです。使いきれなかった魚や肉はしっかり包んで、他の食べ物とくっつけないようにしましょう。【ルール2】ばい菌を増やさない! 生ものや調理した食べ物は早く食べ、保存の時は冷カメラアイフレミズが親子料理講習 地場野菜味わうJA神奈川県厚生連 相模原協同病院6N病棟師長  眞野 彩蔵庫・冷凍庫にすぐしまいましょう。買い物後も同じで、すぐに冷蔵庫へ。だからといって冷蔵庫の過信は禁物です。詰め込みすぎると、低温状態を維持できなくなります。【ルール3】加熱してばい菌をやっつける! 食中毒を起こす菌は熱に弱いものがほとんどです。加熱することでだいたいの菌をやっつけられます。そのため、調理時はしっかりと加熱し、食器や調理器具も熱湯などで消毒しましょう。特に、免疫力の低いお子さんへの食事はなるべく加熱したものにしましょう。 それでも、万が一食中毒かな?と思ったらすぐに受診しましょう。自宅では、水分を小まめに少しずつ飲み、脱水にならないようにする、安静にして体力の消耗をさけることに気を付けましょう。受診するときは、いつから、どのような症状が始まったか、家族や周りに似たような症状のある人はいないか、何か心当たりのある食べ物を食べたかなどをメモしておきましょう。 菌を体内に入れない3つのルールをしっかり確認し、健康な毎日を過ごしましょう。食中毒にならないための3つのルール

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