7SHONAN7SHONAN湘南ベルマーレは、ホームタウン9市11町の冠試合として「ホームタウンデー」を開催。当日は伊勢原市が対象で、市内の農家などのブースが軒を連ねました。JAは地元農産物をPRするために毎年参加し、今年はブドウや生ラッカセイ、キクラゲなどを販売しました。購入客は「旬の農産物を購入できてよかった。家で食べるのが楽しみ」と話しました。同支部では、夏場の摘果のシーズンに合わせて、2007年から集荷を実施しています。管理作業の過程で出る摘果したミカンを収入源にすることで、部会員の所得の増大などを図っています。出荷した摘果ミカンは今後、爽やかな香りが楽しめるドレッシングやゼリーに加工され、県内のスーパーなどで販売される予定です。ブドウを購入する来場者㊨JAは8月7日、レモンガススタジアム平塚で行われたサッカーJ1・湘南ベルマーレの試合に合わせ、観戦者に地元農産物と加工品を販売しました。8月23日に行われた集荷作業JA柑橘部会伊勢原支部は、8月19日と23日にJA伊勢原柑橘選果場で、摘果ミカンの集荷作業を行いました。両日で計1.1㌧が集まり、県内の加工業者へ出荷しました。増田定二組合長は「先輩農家とのつながりを大切にし、地域農業の中核的な担い手に育ってほしい」と激励し、記念品のくわを贈呈。新規就農者は、JAの営農や農業融資などの支援策の他、補助金など行政の支援策について説明を受け、現在の営農状況や今後の抱負も発表しました。JAは8月7日に落合克宏平塚市長(写真右上)、8月9日に村田邦子二宮町長(同右下)と池田東一郎大磯町長(同左上)、13日に髙山松太郎伊勢原市長(同左下)へ「令和7年度農林施策等に関する要望書」を手渡し、都市近郊に位置する管内農業の振興に向けた施策を要望しました。同要望書は、行政単位ごとに管内での意見を集約したもの。2市2町への共通の要望事項は、①農業基本政策の確立、②都市農業振興対策、③農業理解対策と地産地消の推進、④有害鳥獣対策、⑤税制対策に関する項目などです。また、共通項目と併せ、農業振興の課題について要望・意見交換が行われました。出席した新規就農者JAは、将来の地域農業の担い手確保につなげようと、農業者が営農しやすい環境づくりに力を入れています。8月5日には、JA本店で「新規就農者支援・意見交換会」を開催。新規就農者4人をはじめ、青壮年部員、行政関係者、JA役職員が出席しました。2市2町の首長に要望書を手渡す増田定二組合長●J1観戦者に農産物販売 地元産をPR●摘果ミカン集荷 ドレッシングやゼリーに●担い手確保へ 新規就農者を支援●2市2町と農政懇話会 都市農業の課題解決へ
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