佐久間佳代子さんと正男さんは、オクラやサツマイモなど、年間10種類以上の露地野菜の他、ブルーベリーなどの果樹も栽培し、JA直売所「あふり〜な伊勢原店」に出荷しています。 当時農業を始めたばかりだったお二人は、野菜の栽培方法を一から学ぼうと、農業活性化講座を受講しました。効率的な種のまき方や病害虫の防除方法などを実践し、疑問点を講師に質問しながら管理方法を習得しました。 正男さんは「テキストを使用した座学と実習で、基礎知識を身に付けながら経験を積むことができた」と話します。 佳代子さんは「管理方法から農業をする上での心構えまで、さまざまなことを学べた。今後も二人で協力し、高水準な農産物を出荷していきたい」と意気込みます。オクラの生育を確認する佐久間さん夫妻 42020年度修了伊伊勢勢原原市市大大田田地地区区 高齢化などによる農家の担い手不足が課題となっている中、JAでは地域農業の担い手を育成する「農業活性化講座」を毎年開いています。直売所や市場への出荷を目指す新規就農者や定年帰農者などが対象です。 同講座では、JAの営農技術顧問が講師となり、年間を通した座学と実習で露地野菜の栽培方法を指導。参加者は生産から出荷までの基本的な流れを学びます。令和7年度の募集は2月頃から各支店の窓口や、広報誌などでお知らせします。 今回は、農業活性化講座の修了生のその後を紹介します。修了生のその後佐佐久久間間佳佳代代子子ささんん正正男男ささんん農業活性化講座
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