JA湘南広報誌_2月号
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私の食育日記ゼリー作りの寒天とゼラチン13SHONAN食育インストラクター岡村 麻純お菓子作りが大好きな娘。特にゼリー類はおやつの時間に小まめに作ってくれます。果物たっぷりのゼリーや、ジュースや牛乳で作ったゼリーなどさまざま。最近は見た目にもこだわっていて、星形ゼリーや宝石ゼリーなど華やかです。そんなゼリー作りに使われているのが、ゼラチンや寒天です。この二つは、どちらも液体をゲル化して固める性質を持っています。ゼラチンの原料は、人間の体内にも含まれるコラーゲンです。よく煮魚の煮汁や鶏肉の煮物が冷めるとゼリー状に固まっていることがありますが、これがゼラチンと同じ、コラーゲンによるゲル化です。この性質を利用して作られるのが、煮こごりという料理です。私たちがお菓子作りに使うゼラチンはこのコラーゲンを水に溶けやすく処理したものです。ゼラチンの特徴は、溶ける融解温度が20度から30度と低めで、固まる温度も13度ほどです。ですので、冷たく食べるとおいしいものに適しているといえます。融解温度が低めな分、口の中で溶けるような舌触りになるため、滑らかなデザートにしたいときはゼラチンがお薦めです。一方、寒天は、海藻の紅藻類から作られ食物繊維も豊富で便秘やおなかの調子を整える効果もあるといわれています。寒天は溶ける温度が68度から84度、固まる温度も25度から35度と高めなので、ゼラチンに比べて室温でもしっかりと固まってくれるのが特徴です。そのため娘にも、型抜きゼリーや形作ったゼリーにしたいとき、しっかり固めたいときは寒天を使うように勧めています。パイナップルやキウイなどは、タンパク質分解酵素が含まれているためゼラチンでは固まりませんが、寒天ならば、これらのゼリーも作ることができます。娘には、両方の性質をよく理解して、作りたいイメージに合わせて使い分けてほしいと思っています。特徴主な用途○ニトリルゴム製で、耐久性に優れています。○特殊加工処理により手袋の脱着がスムーズに行えます。○ダイヤモンドパターンの滑り止め付きで、グリップ力に優れています。○食品衛生法適合品のため、食品加工の作業にも安心して使えます。○外側が紫色、内側が緑色の二層構造になっているため、 使用後に裏返せば、未使用のものと簡単に判別できます。野菜・果物の収穫作業、食品加工作業、機械工具のメンテナンス作業サイズ注目!!価格商品のご注文は、全農県域物流コールセンター  0120-424-255農作業メモ施設・ハウスの雪害対策県農業技術センター普及指導部S、M、L、LL1,980円(税込)JAイチオシ商品農業用うす手袋収穫日和

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