JA湘南広報誌_2月号
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.- -- --.jakanagawagr.jp/shonan/https://www〒2591142☎0463938111(代表) FAX0463947856(代表)編集・発行/湘南農業協同組合 編集責任者/根岸裕彰神奈川県伊勢原市田中250番地本紙は再生紙を使用しています。穴をあけてとじる場合は、この三角形を目安にご利用ください。環境に優しい植物油インキを使用しています。2月号 vol.51 2024年2月5日【住所】二宮町山西1953-1【開館時間】10時〜16時 【観覧料】一般200円      中学生以下無料【休館日】月・火曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)、年末年始(詳細は二宮町HPをご確認ください)【アクセス】JR二宮駅北口から徒歩20分。同駅北口よりバス「橘団地」行乗車。「釜野橋」下車徒歩5分。お車でお越しの場合は、来館者用駐車場があります。 (入場は15時30分まで)42年に応召され、その後沖縄で九死に一生を得る極限体験の中で右耳を負傷し、難聴となります。56年にはアトリエが全焼し、作品の大半を焼失。その後も精力的に制作を続けましたが、絵を売らなかったため、苦しい生活を送りました。日動画廊の援助により海外を巡り、72年からは同画廊で個展を開催。76年に65歳でその生涯を閉じました。生誕100年を記念し開館二宮町ふたみ記念館は、二見利節の作品や関連する資料を展示・保存するとともに、文化の向上と豊かな地域社会の形成に寄与することを目的に、生誕100年となる2011年に開館しました。常設展示室には、寄贈された2500点余りの二見利節作品の中から、油彩やクレパスなど、技法が異なるさまざまな作品を展示。毎年10月に作品の入れ替えを行っており、現在は「利節の描いた女性たち」と題した展示を行っています。二見利とし節とき(本名:利次)は、二宮出身の異才の洋画家で、生涯に4000点もの作品を残しています。利節は1911年、中郡吾妻村(現在の二宮町)山西の二見家に、7人兄弟の次男として生まれました。15歳で日本橋の洋紙の卸問屋に就職しましたが、絵や音楽に夢中になり、仕事に支障が出たことで辞めさせられてしまいます。その後は似顔絵描きや看板描きをしながら独学で絵を描いていました。31年に二宮に戻り、小田原在住の画家 井上三綱の指導を受けながら油絵を制作。恋人の沢崎節子の死で悲嘆にくれ、「節子」の一字を取り、「利節」と名乗るようになります。33年、春陽会展に初入選した「温かい部屋」が出発点となり、39年には代表作となる「三人の女」が完成。さまざまな展覧会に出展を続け、「T子」「横たわる女」が文展で連続特選となりました。▶▶22001111年年にに開開館館ししたたふふたたみみ記記念念館館▲木の温かみを感じられる常設展示室今月はイチゴの特集を行いました。イチゴはビタミンCが豊富で、風邪予防や皮膚の生成を助ける効果が期待できます。ぜひこの機会に管内のイチゴを食べてみてはいかがでしょうか。(A.K)▲女性をテーマとした展示金剛院金剛院ふたみ記念館ふたみ記念館二宮町民運動場二宮町民運動場釜野第2遊園地釜野第2遊園地山西山西小学校小学校二見利節の功績広める二宮が生んだ異才の画家JAグループ神奈川がお送りする農を伝える番組編集後記VOL.48毎週日曜日午前9時から9時30分(再放送)毎週月曜日午前10時から10時30分SHONAN AGRICULTURAL COOPERATIVEふふたたみみ記記念念館館二二宮宮町町

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