JA湘南広報誌_11月
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平塚市岡崎 上原 一さん定番の緑黄色野菜 小松菜冬直前!食生活で    のリスクを下げよう!4SHONANSHONAN 11月に入り、冬の足音がだんだんと近づいてきました。寒さを感じると体温の発散を防ごうと血管が収縮し、冬は心筋梗塞などの心臓病のリスクが高まる季節と言われています。 心筋梗塞は、動脈硬化によって心臓の血管に血栓ができ、血液が流れなくなって心筋の細胞が壊れてしまう病気です。お酒の飲み過ぎや食塩のとりすぎ、運動不足などがリスクを高くするため、生活習慣の見直しが肝心です。今回は、JA管内の旬の農作物の中から、心臓病のリスクを下げるのに良いとされている食材を紹介します。 上原さんは、奥さまとともに、約40㌃の畑と約30㌃の田んぼを管理しています。小松菜をはじめ、ホウレンソウや米など、年間5品目を栽培し、JAに出荷しています。 70年ほど前から農家を続けている上原さん。小松菜はその時期の気候に合わせ、「はまつづき」や「さくらぎ」など、年間4品種を栽培しています。虫による食害を防ぐために防虫ネットを使用するなど、品質の良い商品を出荷するために尽力しています。 上原さんは「小松菜は栄養たっぷり。これからも多くの人に食べてもらえるよう、栽培に励んでいきたい」と意気込みます。 小松菜には、ビタミンCやβ-カロテンが多く含まれています。これらは、動脈硬化の予防につながる抗酸化作用があると言われています。β-カロテンは油で調理すると体内への吸収率が上がるため、炒め物におすすめです。心臓病

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