JA湘南8月号
2/12

 誰もが自分らしく活躍できる社会を目指し、農業においても、女性の活躍を支援する動きが活発になっています。 JAでは、女性農業者同士が気軽に話せる交流の場づくりを支援する研修会を2022年度から始めました。研修会に参加するのは、自らが農業経営者または農業後継者で経営参画を予定している20代〜40代の計16人の女性。グループ名は次世代の担い手の意味を込めて「湘南Next」と名付けました。参加者が意見を出し合い、研修内容を計画。7月6日には1回目の研修会「Instagram(インスタグラム)活用研修会」を行いました。 今回は、「湘南Next」の参加者でもある3人の女性農業者の方々を紹介します。 湘南迫田農園の迫田涼子さんは、夫の竜平さんと丸オクラやピーマン、小松菜などの露地野菜を栽培しています。2人で力を合わせて収穫し、袋詰めや出荷などは涼子さんが中心になって行っています。 出荷の際は、袋詰めした商品を検品するなど、消費者に安全・安心な農産物を届けられるよう心がけています。袋には「湘南迫田農園」と書かれたオリジナルシールを貼り、商品のPRを積極的に行うことで、消費者の目に留まるよう工夫しています。 百貨店での勤務経験を活かし、出荷先のJA直売所「あさつゆ広場」の販売スペースに設置する同農園のPOP(店内広告)も自作。さらなるリピーターの獲得を目指しています。 涼子さんは湘南Nextについて「このメンバーでマルシェなどのイベントを企画するのも楽しそう。さまざまなことにチャレンジできる研修会にしていきたい」と笑顔で話します。▶Instagramの活用法を学ぶ参加者▲オクラの収穫作業▲オクラの袋詰めをする涼子さん㊧と娘の瑠香さん4SHONANSHONAN見栄え良い商品目指す城島地区 迫田 涼子さんJA管内で活躍する女性農業者     を紹介

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る