経 営 ・ 業 務 編7Part1JAは、安全・安心な農畜産物の供給と地域社会に貢献している農業の役割をアピールすることを目的に、11月25日に平塚市総合公園で、「地産地消フェア」を開きました。農家による新鮮な農産物の販売をはじめ、神奈川県の奨励品種米「はるみ」を使った塩むすびの無料配布、農業にまつわる○×クイズ「なるほど・ザ・JAクイズ」など、農業PRと地産地消につながるさまざまな催しを行い、組合員・地域の人々・JA職員が集うにぎやかなイベントとなりました。その他にも、女性部による焼きそばと豚汁の販売、青壮年部によるポン菓子の無料配布、四葉会による干物やさつまあげの販売など、組合員組織の模擬店も並び、イベント会場の雰囲気を盛り上げました。JAがスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策で取り組む水路の泥上げ作業が3年目を迎え、防除の成果を上げています。JAは2021年4月から、平塚市城島地区と豊田地区、伊勢原市比々多地区を対策のモデル地区に指定。地元農家らと連携して泥上げ作業を実施し、稲の食害の減少につなげています。JA管内では、ジャンボタニシによる稲作被害が多発。対策を模索する中、農林水産省が勧める防除策の一つで、生息場所の減少や越冬した成貝の駆除が期待される水路の泥上げ作業を取り入れました。その他にも、農家に侵入防止用のネットの設置や田植え後の農薬散布といった複合的な防除を呼び掛けたこともあり、稲作への大きな被害は確認されませんでした。2023 DISCLOSUREトピックス地産地消フェア開催農業の大切さPRジャンボタニシ減へ泥上げ作業3年目トピックス
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