JA湘南ディスクロージャー2022(修正後)
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 経 営 ・ 業 務 編7Part12022 DISCLOSUREJA女性部は、各支部の活動や地域の特徴などを紹介する「JA湘南女性部支部紹介情報誌」を作成しました。情報誌は、A4判フルカラー48ページで活動の様子の他、地域の特産物や名所を写真付きで掲載。部員に配布する他、JA各支店の窓口にも閲覧用として常設しています。女性部は2019年の湘南・いせはら2JAの合併を機に、20年3月に組織統合。統合後に支部間の交流を深めようと、イベントなどを企画していた矢先、コロナ禍により機会を失われていました。そうした中、管内18支部の部員約600人の結束を強めようと、情報誌の作成を決定し、各支部が情報を提供して完成させました。JA担当者は「各支部の特徴がとてもよく出ている情報誌となった。今後も女性部が一つになれる取り組みを行っていきたい」と話しました。JAは稲作に深刻な被害をもたらすスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策に力を入れています。2021年4月には、平塚市豊田地区と城島地区、伊勢原市比々多地区の3地区で、農林水産省が推奨する防除策の1つ、水路の泥上げに生産農家などと連携して取り組みました。城島地区で行った泥上げでは、生産農家とJA職員、行政関係者など計20人が参加。参加者は県農業技術センター職員から防除のポイントについて説明を受けた後、水路に入り、スコップなどでスクミリンゴガイが含まれている泥を約2時間かけて取り除きました。泥上げは、スクミリンゴガイの生息場所を減らすことや、越冬した成貝の駆除が期待され、地域ぐるみで実施することが重要視されています。JAは3地区をスクミリンゴガイ対策のモデル地区に指定しており、田植え後に農薬散布を行い、効果などを確認しました。JA担当者は「泥上げをはじめとする防除策が他の地区にも広がることで、稲作の被害減少につなげたい」と話しました。トピックストピックス女性部が情報誌作成ジャンボタニシを防除農家と連携し泥上げ各支部の活動を紹介

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