JA湘南 ディスクロージャー2021
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自主ルール基準に該当したら…指導支援支援指導37具体的には、(1)個々のJA等の経営状況についてチェック(モニタリング)を行い、問題点を早期に発見、(2)経営破綻に至らないよう、早め早めに経営改善等を実施、(3)全国のJAバンクが拠出した「JAバンク支援基金※」等を活用し、個々のJAの経営健全性維持のために必要な資本注入などの支援を行います。※2020年3月末における残高は1,659億円となっています。JAバンク中央本部経営健全性の向上事業形態の見直しJAバンク支援協会JAバンク支援制度JAバンク県本部万一JAが破綻したら…貯金を一定範囲で保護経営状態のモニタリング経営状態のモニタリング万一の事態を未然に防ぐために、JAバンク全体で経営健全性の向上に取り組み、そのために必要な支援を行います。貯金者保護を目的とする国の公的な制度で、貯金業務を取り扱うすべてのJA、信連、農林中金などが加入しています。当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティーネットで守られています。系統セーフティーネットJAJAバンク・セーフティーネット破綻未然防止システム「破綻未然防止システム」の機能「破綻未然防止システム」は、JAバンクの健全性を確保し、JA等の経営破綻を未然に防止するためのJAバンク独自の制度です。貯金保険制度貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。個々のJA経営改善への取り組み貯金保険制度信連貯金保険機構農林中金JAバンク・セーフティーネット

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