JA湘南 ディスクロージャー2020
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8○ 地域農業振興支援対策事業の実施。  (肥料・農薬・飼料の利用者1,392名に対し支援対策を実施)○ 水田経営所得安定対策の加入受付を8会場で開催し、178名が加入申請。○ 平成31年度認定農業者288名。(平塚市195名、伊勢原市61名、大磯町17名、二宮町15名)地域農業振興活動販売力強化と営農指導機能の強化へのアプローチ消費地としての利点を活かし、「売れる米」施策として強化栽培を条件とした差別化買取を実践し、管内飲食業への業務米販路拡大に努めるとともにあさつゆ広場、あふり~な2店舗での直売米拡販にも力を入れました。また、野菜・果樹の販売事業においては、消費者のニーズに応える販売体制の構築に努め、県内市場と連携した下等級の有利販売施策など生産者手取り向上に向けた総合的なアプローチをいたしました。担い手への支援平成19年度から国の政策が価格政策から所得政策に転換し、政策対象農家を認定農業者等の「担い手」を中心とした支援対象要件へと移行されたことに伴い、当JAはこれに対応するべく、「JA湘南担い手づくり方針」を策定しました。食農教育管内生産農家の指導のもと、小学生らが田植え等の農作業を体験し、「食と農」の大切さを学ぶ「食農教育」に取り組みました。その他の活動「支店ふれあい祭り」といったJAまつりや、大型直売所等でのイベントを通じて、地域住民との交流に努めるとともに、「消費者との共生」を促進しました。営農指導部門では、専門部会別のTAC活動として、本店・支店が連携し販売に結びつく提案のできる訪問活動に取り組みました。当JAの方針は、政策対象農家に限定せず、管内農業の実態を踏まえ、認定農業者から自給的農家までを捉えた、幅広い分野における担い手農家の育成・支援を目指し、平成31年度も担い手の経営安定、所得向上を目途に、意欲ある生産農家の支援に積極的に取り組みました。また、地元の新鮮・安全な農産物を子ども達に食べてもらおうと、小学校の給食用に供給するとともに、地域農業への関心を高めてもらおうと、児童と管内の農家が一緒に給食を食べる「ふれあい給食会」を開催しています。▼平成31年度 担い手に対する支援等 実践結果トピックス

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