2019ディスクロージャー誌
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自主ルール基準に該当したら…指導支援支援指導35また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善指導を行います。JAバンク中央本部経営健全性の向上事業形態の見直しJAバンク支援協会JAバンク支援制度JAバンク県本部万一JAが破綻したら…貯金を一定範囲で保護経営状態のモニタリング経営状態のモニタリング万一の事態を未然に防ぐために、JAバンク全体で経営健全性の向上に取り組み、そのために必要な支援を行います。貯金者保護を目的とする国の公的な制度で、貯金業務を取り扱うすべてのJA、信連、農林中金などが加入しています。当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティーネットで守られています。系統セーフティーネットJAJAバンク・セーフティーネット破綻未然防止システム「破綻未然防止システム」の機能「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。再編強化法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。貯金保険制度貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。個々のJA経営改善への取り組み貯金保険制度信連貯金保険機構農林中金JAバンク・セーフティーネット

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