2019ディスクロージャー誌
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8○地域農業振興支援対策事業の実施。 (肥料・農薬・飼料の利用者907名に対し支援対策を実施)○ 水田経営所得安定対策の加入受付を7会場で開催し、158名が加入申請。○ 平成30年度認定農業者230名。(平塚市198名、大磯町17名、二宮町15名)▼平成30年度 担い手に対する支援等 実践結果また、経済センターへの一元集荷による共販体制の強化に取り組み、生産者手取りの向上を目指すとともに、「あさつゆ広場」や各直売所を通じた地産地消の拡大により、消費者に信頼される安全・安心な農産物の供給に取り組みました。当JAの方針は、政策対象農家に限定せず、管内農業の実態を踏まえ、認定農業者から自給的農家までを捉えた、幅広い分野における担い手農家の育成・支援を目指し、平成30年度も担い手の経営安定、所得向上を目途に、意欲ある生産農家の支援に積極的に取り組みました。また、地元の新鮮・安全な農産物を子ども達に食べてもらおうと、小学校の給食用に供給するとともに、地域農業への関心を高めてもらおうと、児童と管内の農家が一緒に給食を食べる「ふれあい給食会」を開催しています。トピックス農業振興活動米集荷拡大と農家所得向上に向けた取り組み米の集荷量の増大と出荷に係る生産者の労力軽減に向け、平成25年産米の農産物検査から、穀刺検査を導入しました。さらに、水稲種子の温湯消毒と種子更新による強化栽培米に対してJA加算金を設け、出荷者メリットを付けて従来以上の集荷量の確保に取り組んでいます。担い手への支援平成19年度から国の政策が価格政策から所得政策に転換し、政策対象農家を認定農業者等の「担い手」を中心とした支援対象要件へと移行されたことに伴い、当JAはこれに対応するべく、「JA湘南担い手づくり方針」を策定しました。食農教育管内生産農家の指導のもと、中学生らが稲刈り等の農作業を体験し、「食と農」の大切さを学ぶ「食農教育」に取り組みました。その他の活動「支所ふれあい祭り」や「でてこいまつり」といったJAまつりや、あさつゆ広場等でのイベントを通じて、地域住民との交流に努めるとともに、「消費者との共生」を促進しました。

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