JA相模原市の子会社「くみあい商事㈱」では、JAの施設事業を利用して組合員が建築したアパートの8年及び35年点検を行い、安心を提供しています。 同社では年に数回に分け、集中巡回の期間を設定。今年は4日間、延べ35軒のアパートを点検します。 10月下旬に行った点検では、同社社員と「JA全農かながわ」、ハウスメーカー担当者の計4人が、矢部駅前支店や旭支店管内などで4軒のアパートを巡回しました。 担当者らは建物点検チェック表に基づき、物件の外側を中心に点検。外壁の汚れや雨どいの破損、駐車場の番号舗装剥がれ、備え付けの消火器の有効期限などを確認し、写真に収めていました。基礎のクラックを発見した際には、ハウスメーカー担当者が専用の定規でその幅を詳しく計り、記録していました。 点検結果は後日、施主に老朽化の度合いや修繕必要箇所などを報告。また、35年点検では物件の状況に応じ、リフォームや建て替えも含めた提案をしていきます。 くみあい商事㈱の笹尾竜太事業部長は「ハウスメーカーの点検以外にもJAグループの点検を通じて施主様へ安心を提供していきたい」と話しています。 |
消火器の有効期限を確認する「JA全農かながわ」の担当者 |