JA湘南広報誌_11月号
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毛品評会(10/7)■令和7年度抑制キュウリ立毛共進会 (早口の部8/27 遅口の部10/3) 優秀賞=尾﨑 晋(金田)■令和7年度大磯町柿立毛品評会 (9/30) 優秀賞=渡邊 康弘(寺坂)■令和7年度平塚市果樹立毛品評会 (カキ 10/2) 優等賞=山口 泰三(大野)■令和7年度果樹部会伊勢原支部カキ立武藤 登美夫(旭)(部門上位入賞者のみ紹介・敬称略)ハクサイ あっさりした味わいで、幅広い料理の用途があるハクサイ。漬物や炒め物、サラダの他、寒くなるこれからの時期には、鍋物にして楽しむのもおすすめです。がないとわかると気にせず畑に侵入するようになります。こうなると効果はありません。    〇五感に関して 猛禽類は獲物を見つけるために視力が良く、渡り鳥は地磁気の方向を感知するなど、さまざまな能力を持つ鳥もいます。ただ、農作物に被害を及ぼす身近な鳥の五感は人とそれほど変わりません。視力、聴力は人並みで、人に聞こえない超音波は鳥も聞こえません。色については、紫外線が見えるため、4原色で物を見ています。〇鳥害対策の基本 対策の基本は防鳥網を張り、作物と鳥を遮断することです。ただし樹高が高い場合や大面積に張るとなると、コストや労力がかかります。農研機構が開発した防鳥網の簡易設置方法の「らくらく設置2.0」「らくらく設置3.5」やカラス対策の「くぐれんテグス君」「畑作テグス君」があります。詳しい設置マニュアルは農研機構のウェブサイトから入手が可能なので、ぜひ参考にしてください。 鳥に合わせて対策を行い、農作物被害を減らしましょう。 優秀賞=細野 真哉(高部屋)■令和7年度平塚市花き立毛品評会 (10/17)〇パンジー・ビオラの部 優等賞=高橋 謙一郎(金田) 今回はよく勘違いする鳥の能力と鳥に対する対策について紹介します。〇三次元の対策が必要  農作物に被害を及ぼす鳥は、カラス類を筆頭にスズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、カモ類と多くの種類がいます。ほとんどが人の身近なところで一年中生活しています。 鳥と獣の一番の違いは空を飛べることであり、獣は二次元ですが、鳥は広範囲に作物の実りを監視できるので、三次元の対策を考えなくてはなりません。〇忌避剤は効果があるのか ホームセンターに行けば、キラキラのテープ、強力磁石、超音波など、さまざまな忌避剤が置いてあります。鳥は畑に見慣れないものがあれば、一旦そこに近づくのはやめて、別の畑に行きます。この時点では効果があったと言えますが、自分に害9 SHONANかながわ鳥獣被害対策支援センター入賞おめでとう!入賞おめでとう!農作業メモ鳥の能力と正しい対策

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