JA湘南広報誌_8月号
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私の食育日記食育インストラクター岡村 麻純せましょう。土鍋ごと冷蔵庫に入れて冷やすのもお勧めです。そして加熱です。最初は強火にし、約10分で沸騰状態を目指します。そこから₅分間沸騰状態を保ったら弱火にして、15分ほど加熱します。沸騰後、100度の状態を合計で20分ほど保つことが芯までふっくら炊くこつです。その後、火を止め15分間蒸らします。この蒸らしの間に適度な粘りと硬さになります。蒸らし終わったらすぐにふたを取り、余分な水分を取るため軽く全体を混ぜておきます。炊飯器の場合も、炊き上がりに一度軽く混ぜておくことがお勧めです。炊き方を少し意 識するだけでも毎日の米がよりおいしくなります。子どもたちにはいつまでも米が大好きでいてほしいと願っています。刃物、選果機、コンテナ、誘引テープナー、作業台など今年に入って何かと話題な米。給食では、ご飯が減りパンが増えましたが、食べ盛りの子どもが3人もいるわが家にとって、腹持ちが良いご飯は代え難い存在です。米のありがたさを再確認した今こそ、米をよりおいしく食べようと、時間がある日は土鍋でご飯を炊いています。米の主成分はでんぷんで水分量は15㌫ほどです。米に水を加えて加熱すると、でんぷんが水分を吸って軟らかくなる糊化という現象が起き、最終的には60㌫ほどの水分量になります。これが炊飯です。炊飯の手順は洗米、加水、給水、加熱、蒸らしの₅段階に分けられます。米を炊くときは一般的に米の重量の1.5倍の水を加えることが適量とされます。新米は少なめに、古米の場合は少し多めにします。ここでのポイントは、冷蔵庫で冷やしたくらいの冷たい水を使うことです。米は冷水を使うと吸水速度が遅くなり、ゆっくりと均一に浸水され、ふっくらとしたご飯に仕上がるとされています。また、でんぷんの糊化のためには加熱前にしっかり吸水させることが大切です。特に初期段階でよく吸水するので、少なくとも30分は浸水さ商品のご注文は、全農県域物流コールセンター 農業のあらゆる場面で使用できる多用途洗剤です。農機具などに付着したアク汚れに対し、優れた洗浄効果を発揮します。泡のアルコールをスプレーして拭き取るだけで、洗浄と除菌が一度にできます(※)。 食品が触れる面や水洗いできない設備など、作業場の拭き掃除全般に対応。食品添加物製剤なので、食品を取り扱う環境でも2度拭きの必要がなく、安心してご使用いただけます。※すべての菌を除去するわけではありません。13 SHONAN注目!!こんな農作業の汚れに県農業技術センター普及指導部作業場のお掃除これ1本おいしく米を炊こう価 格0120-424-255農作業メモ施設・ハウスの雪害対策汚れの取れるアルコール農機具クリーナーJAイチオシ商品1,770円(税込)

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