JA湘南広報誌_3月号
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6●SHONAN●家の光大会開催 日々の活動を発表●ナガエツルノゲイトウ駆除 発生範囲の拡大抑制へ●地域農業活性化へ 業種超えた交流会SHONANJA女性部は2月5日、平塚市中央公民館で日々の活動成果を発表する「JA湘南女性部家の光大会」を開きました。昨年11月の「JA湘南農業まつり2024」で開いた手づくり食品コンクールの審査講評や表彰を行った他、成瀬・金目・旭の3支部の代表者が、家の光誌を活用して開いた講習会などの1年間の活動を発表しました。ロビーには、各支部の活動をまとめたポスターも展示し、来場者の注目を集めました。発表後には、気象予報士の増田雅昭さんが「災害から身を守る天気予報の使い方」と題して講演。「災害予報を使いこなし、被災する前に避難することが大事」とアドバイスしました。JAは2月10日、豊田地区の圃場に発生した特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」の駆除作業を行いました。取り組みは2年目で、発生量が少ないうちに駆除を徹底し、発生範囲の拡大を抑制する狙いです。JAや県農業技術センター、行政の職員、同地区の組合員、農薬メーカーの社員など、約20人が参加。ナガエツルノゲイトウの茎や根を手作業で抜き取り、市内の焼却場に持ち込みました。ナガエツルノゲイトウは、「地球上で最悪の侵略的植物」と称される雑草。茎・根の断片から再生するため拡大力が強く、水田で繁殖すると水稲に大きな被害をもたらすとされています。JA管内では2022年に初めて確認され、水稲の栽培講習会や圃場巡回取り組みは、成長が止まる冬に植物体の量を可能な限り減らし、春から秋にかけて定期的に除草剤を散布することで、発生量を徐々に減らしていく計画です。同圃場では、昨年も駆除作業を行い、発生量は前年の約3分の2に抑えられました。JAの担当職員は「今後も関係機関と協力し、発生減少に努めたい。少しでも疑わしい雑草を発見したら、その場から絶対に動かさず、速やかにJAや県農業技術センターに連絡してほしい」と話伊勢原市農業後継者対策協議会は2月12日、業種や世代の垣根を超えた農家同士の交流の場を設け、地域農業の活性化を図ろうと、伊勢原市役所で「令和6年度農業者交流会」JA青壮年部いせはら支部の部員や認定農業者など14人が参加。グループトークを通じて、農業所得の向上に向けた取り組みなど、各自が抱える営農の課題や悩みを共有しました。石田豊子会長は「営農形態が違う方と話すことで、新たな知見を得られると思う。交流会をきっかけに、市内の農業が盛り上がればうれしい」と期待しました。などで早期の発見と防除を呼びかけてきました。しました。を開きました。ナガエツルノゲイトウの根を持つJA職員㊨発表する成瀬支部の田中真紀子さん6月頃のナガエツルノゲイトウグループトークを行う参加者

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