JA湘南広報誌_11月号
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9SHONAN 今回は、自動撮影カメラ(センサーカメラ)を活用した効果的な獣害対策についてご紹介します。 自動撮影カメラは、動物などの「動き」や「熱」を検知し、自動で撮影するカメラです。 効果的に獣害対策を行うためには、被害を出している野生動物の種類を特定することが重要です。被害の現場やその周辺に残された「しるし」を的確に見分けなければなりません。 足跡や糞、食痕などは、その時の状況や食べている 皮の色が鮮やかで、ハリとツヤのあるものを選ぶのが良いとされています。ミカンの筋や袋には、毛細血管を丈夫にする効果が期待されるビタミンPを含みますので、捨てずに一緒に食べましょう。ものによって変化します。被害を出している特定の野生動物の痕跡を見つけたとしても、その陰に隠れて被害を出している別の野生動物を見逃してしまい、対策をしているにもかかわらず、被害が続いてしまうようなこともあります。カメラを活用することで特別な経験がなくても確実に対象動物が何種類・何頭なのか特定することができ、それらの動物に適した対策ができるようになります。 また、箱わななどで対象動物を捕獲する場合、餌付けをして、箱わなの中まで動物を誘引してからタイミングを見計らって稼動させます。その際、対象動物が警戒せず、箱わなの奥まで入っているかどうかをカメラで撮影することで「捕り逃がし」を減らすこともできます。 最近では手頃な価格で販売されていますので、活用してみてはいかがでしょうか?イノシシの電気柵を張っているのに…自動撮影カメラで確認してみようハクビシンが侵入していた!トリカルネットを追加かながわ鳥獣被害対策支援センター(上位入賞者のみ紹介・敬称略)ミカン自動撮影カメラの活用で獣害対策入賞おめでとう!入賞おめでとう!■令和6年度抑制キュウリ立毛共進会 (早口の部9/6 遅口の部10/7) 優秀賞=齊藤 誠(金目)     吉川 猛(城島)■令和6年度平塚市果樹立毛品評会 (柿 10/2) 優等賞=山口 泰三(大野)■令和6年度大磯町落葉果樹(柿)立毛共進会 (10/4) 優秀賞=渡邊 康弘(寺坂)■令和6年度果樹部会伊勢原支部 柿立毛品評会(10/8) 優秀賞=細野 真哉(高部屋)■キウイフルーツ部会優良園管理共進会 (10/11) 優秀賞=二梃木 治雄(西小磯)■令和6年度平塚市花き立毛品評会 (10/17)〇パンジー・ビオラの部 優等賞=高橋 謙一郎(金田)農作業メモ

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