JA湘南広報誌_6月号
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9SHONAN9SHONAN取り組みは3年前から実施。今年は圃場を2カ所増やし、3カ所計35㌃で栽培しています。収穫は10月上旬の予定です。吉川市郎部会長は「クリマサリは、地域で昔から生産されてきた大切な農産物。部会員で協力して栽培し、たくさんの方に味わってもらいたい」と力強く話しました。部員9人がペチュニアやベゴニア、ペンタスなどの花をプランターに植え付けました。完成した寄せ植えは、同支店とJA石田支店の入り口付近に設置しました。講習会は春と秋の年2回実施。利用者に気持ち良く来店してもらおうと、4年前から部員が作成した寄せ植えを支店入り口に常設しています。川野房江支部長は「部員の個性が出た色とりどりの寄せ植えで、利用者の目を楽しませたい」と笑顔で話しました。クリマサリを定植する部会員らJA甘藷部会は、平塚市大野地区の特産サツマイモ「クリマサリ」の生産量を増やそうと、共同圃場での栽培に取り組んでいます。5月22日には今シーズン2回目の定植作業を行い、部会員ら11人が参加。分担して約4000本の苗を植え付けました。寄せ植えを作成する部員らJA女性部成瀬支部は5月23日、JA成瀬支店で花の寄せ植え講習会を行いました。利用者は会員に教わりながら、座ったまま手足の筋肉を鍛えられる体操や折り紙で作ったアジサイをあしらった壁飾りを制作。「充実した時間を過ごすことができ、元気をもらえた。また参加したい」と話しました。大野地区の馬鳥はるみ代表は「利用者に喜んでもらえてよかった。今後も地域の方に仲間づくりの場を提供していきたい」と抱負を語りました。バラやガーベラなどの切り花の他、ペチュニアをはじめとする鉢花、苗木などを展示。フラワーアレンジメントをツリー状に飾り付けた「フラワーツリー」も設置しました。19日には展示品の即売を行い、多くの来場者が花を買い求めました。松木寿永部会長は「コロナ禍の影響で5年ぶりの開催だったが、多くの人に来てもらえてうれしかった。地元産の花のPRに今後も力を入れていく」と意気込みを語りました。折り紙でアジサイを折る利用者㊨助け合い組織連絡会の大野地区は5月14日、八幡公民館でミニサロンを開きました。利用者3人が参加し、健康体操や手芸などを楽しみながら、親睦を深めました。購入客に花を手渡す部会員㊧平塚市園芸協会花き部会とJA花卉・温室部会平塚支部は5月18、19日の2日間、ひらつか市民プラザで花の展示会「フラワーシティ」を開きました。●共同圃場でクリマサリ生産 生産量アップを図る●色とりどりの寄せ植え完成 支店入り口に設置●ミニサロン通じ仲間づくり 体操や手芸楽しむ●花の展示会「フラワーシティ」開催 地元産の花を展示・販売

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