JA湘南広報誌_6月号
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各支店を通じた地域との取り組みの強化は、協同活動を行う上で必要であると認識しています。持続可能な地域社会づくりに貢献するため、組合員・地域住民のニーズに応える支店を拠点とした協同活動の展開を図り、地域に寄り添った活動計画を策定しています。貯金・貸出金・共済は、グループ化を図っていますが、令和5年度の販売・購買については、支店ごとの目標を掲げており、グループ目標を設けていないためです。金属などの回収と同様に、7月の生産組合の回覧で取りまとめを行っています。グループ化については、自己改革への取り組みの一環として、令和4年度から継続的に実施しています。グループ化前の渉外係少人数体制の支店では、新入職員の育成に課題がありました。渉外係の集約を行い、現在母店となる支店では、渉外係6〜10人体制で人材を育成しています。渉外活動については、これからさらに各地区を回る施策を考えており、今のところご理解いただいていると判断しています。6 JAは4月9日から17日まで、平塚市・伊勢原市・大磯町・二宮町の全19会場で、「令和5年度決算地区別説明会」を開きました。皆さまからいただいたご意見やご要望は、今後の事業運営に反映できるよう努めます。各地区での質問や意見の要旨を紹介します。令和7年度から新たな3か年プランの地域農業振興計画がスタートすることになります。地域を活性化させるアプローチが弱いイメージがあるため、地域に人を呼び込めるような施策を盛り込んでほしいです。店舗(事業所)別実績について、貯金・貸出金・共済については、グループ計がありますが、販売・購買にないのはなぜですか。廃プラスチックの回収はJAで行っているのですか。グループ化について、母店となる支店は職員が増えて良いかもしれませんが、子店となる支店は職員が少なくなっており、組合員・利用者から不満の声はないのですか。合併後の本店・支店体制再構築が継続となっていますが、令和6年度以降、どのような取り組みを行いますか。信連からの配当なども減少する中、貸出の増加などにより、「自身で稼ぐ力をつける」「店舗統廃合」などを行い、経費を削減していく必要があると考えます。大野地区では、八幡支店・四之宮支店を大野支店へ統合しました。今後は未定ですが、賃借店舗を解消し、統合させることを進めていかなければならないと考えています。また、今まではすべての支店ですべての業務を扱っていましたが、グループ化により、一部の業務を扱わない支店を設定しました。取り組みを継続し、人員削減や管理費の圧縮を行っていく予定です。令和5年度決算地区別説明会&

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