9SHONAN○10㌃当たりのは種量は乾籾で3㌔、育苗箱1箱当たりで約150㌘(催芽籾で約190㌘)が目安です。は種量が多くなるほど軟弱な苗になりやすくなります。昨年は育苗期の高温で徒長苗も目立ちました。気候の影響を受けにくくするためにも薄まきを心掛けましょう。 伊勢原市内で栽培された米は、JAのオリジナルブランド米「阿夫利清流米」として販売しています。生産者が丹精して栽培した安全・安心な米で、多くの消費者の人気を集めています。〇育苗前半の一週間程度は、寒冷紗やビニールトンネルで保温し、昼間20~25℃、夜間15~18℃の温度で管理します。かん水は、急激に温度を低下させないよう午前中に行いましょう。水をかけすぎると根の張りが悪くなるので、注意してください。○加温出芽方式の場合、出芽時のユニット内部温度が30℃以上にならないように注意しましょう。○1㌢程度に出芽したら、直ちに育苗箱を広げます。○育苗後半は昼間で20℃前後、夜間で15℃前後の温度を目標に管理します。低温時は被覆資材で保温を行います。また30℃以上の高温は「苗が焼ける」状態になるほか、苗立枯病を助長しますので、換気等を行い、高温にならないように管理してください。田植一週間前頃から被覆資材を外し、徐々に外気温にならします。の緑化後期の苗です。〇砂利やコンクリート等、温度変化が大きい場所に苗を置くことは避けましょう。〇苗の到着後3~5日間は、ビニールトンネルや保温資材のべた掛けなどで保温を行います。特に降雨などの時に運ばれた場合は、かん水を控え、直ちに被覆しましょう。〇また、紋枯病や内頴褐変病等の病害に効果がある薬剤もあります。前年の病害虫発生状況を踏まえて使用する薬剤を選ぶと良いでしょう。県農業技術センター(上位入賞者のみ紹介・敬称略)米[は種・育苗管理]○種子伝染性病害虫や苗立枯病の予防のため、種子消毒と床土消毒は必ず実施しましょう。温湯消毒した種子や購入培土を使用する場合も苗立枯病予防のため、床土消毒は必要です。[購入苗の育苗管理]〇購入苗は、は種後一週間程度[病害虫防除(箱施薬剤)]〇昨年、ヒメトビウンカが媒介する縞葉枯病の目立つ水田が散見されました。箱施薬剤による防除で被害が軽減されますので必ず実施しましょう。入賞おめでとう!入賞おめでとう!■花とみどりのフェスティバル 第46回神奈川県花き展覧会(2/3・4) 金賞(一般切花)=新藤 政廣(城島) 金賞(バラ)=渋谷 真一(金目)農作業メモ水稲の栽培が始まります
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