県農業技術センター職員が講師となり、危害分析重要管理点(HACCP)や食品表示などを説明。開閉せずに冷蔵庫内の温度を確認できる電子温度計を紹介するなど、食中毒予防や品質の維持管理に役立つ情報を周知しました。参加者は「食品衛生に関する知識を再確認できた。今後も細心の注意を払いながら加工品を作っていく」と話しました。受講者は「農機の使い方や栽培管理など、多彩な内容を知ることができたので、受講して良かった。学んだことを生かし、営農に取り組みたい」と意気込みました。県農業技術センター職員㊨の説明を聞く参加者JA直売組織連絡協議会は2月6日、JA平塚営農経済センターで「加工品出荷者研修会」を開きました。直売所の加工品出荷者に衛生管理についての意識を高めてもらうために行い、11人が参加しました。修了証を手渡す根岸常務JAは2月7日、JA本店で、地域農業を担う農業者を育てる農業活性化講座の閉講式を行い、今年は14人が修了しました。根岸裕彰常務が「講座で学んだことを基に、品質の高い農作物を出荷できるよう励んでほしい」とあいさつし、出席者に修了証を手渡しました。閉講式後、JA直売所「あさつゆ広場」の中島喜弘店長が直売所に出荷するまでの流れや注意点を説明しました。発表後には、神奈川県警察本部の田﨑勝警部補が「特殊詐欺被害防止啓発セミナー」と題して講演。近年増加する特殊詐欺の事例を説明し、被害に遭わないよう注意を促しました。敬一さんは「優良経営のモデルを示すことで、地域農業全体の発展を目指してきた。購入客や契約先から信頼される農家であり続けられるよう、今後も営農に励みたい」と話しました。発表する城島支部の一杉君子副支部長JA女性部は2月1日、平塚市中央公民館で日々の活動成果を発表する「JA湘南女性部家の光大会」を開きました。「地産地消フェア」で開いた手作り食品コンクールの審査講評や表彰を行った他、城島・土沢・高部屋の3支部の代表者が、「家の光」誌を活用して開いた講習会や1年間の活動を発表しました。ロビーには、各支部の活動を報告するポスターを展示し、来場者の注目を集めました。表彰状を手に笑顔の窪田さん夫婦2月2日に花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールの受賞者が発表され、平塚市金目地区で花苗などを生産する窪田敬一さん・鈴江さん夫婦が最高位の農林水産大臣賞を受賞しました。敬一さんが取締役会長を務める五領ヶ台ガーデンでは、ロータリーベンチや液肥混入システム、環境制御システムなどを導入し、大幅な省力化を実現。従業員の希望に応じた勤務体系や育休取得といった働きやすい職場づくりも評価されました。6SHONAN●加工品出荷者に講習会 衛生管理の意識向上へ●担い手育成 農業活性化講座が閉講●家の光大会開催 日々の活動を発表●花き技術・経営コンで最高位 省力化や働きやすさ評価
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