JA湘南広報誌_1月号
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みんなの 健康11SHONAN 岡崎小学校の2年生児童30人は12月7日、生活科の授業の一環で、JA岡崎支店を見学しました。 児童は、渋谷健志支店長からJAの業務などの説明を受けました。児童からは「JAの仕事はどんなことをしているの」「岡崎地区ではどんな野菜が採れるの」といった質問があがり、渋谷支店長が一つ一つ丁寧に答えました。あっという間に過ぎた一年を振り返りながら、年の瀬を感じるこの頃…今回は「冬の脱水症」についてのお話をさせていただきます。今年は本当に暑い夏でした。皆さまも熱中症予防に水分を意識して飲まれたのではないでしょうか。しかし、水分補給が大切なのは夏だけではありません。意外かもしれませんが、冬も水分不足や脱水症に注意しなければならない季節なのです。冬場は汗をかく機会が少なくなり、喉の渇きを感じにくくなるため、水分の摂取量が減りがちです。また、冬は空気が乾燥しているため、知らず知らずのうちに肌表面や息から体の水分が失われているのです。次のような症状があったら、体が水分不足になっているかもしれません。冬の水分不足にならないために心がけましょう。水分は自分の飲みやすい物でかまいません。ただし、お酒は水分補給に含まれませんので、ご注意ください。カメラアイ小学生が岡崎支店を見学●こまめに水分補給をする⇒飲み物が入ったペットボトルや水筒を手元に置いておくと便利です。一度にたくさん飲まずに、こまめに飲みましょう。お食事に汁物やスープをつけるのも良いです。●加湿器を使う⇒部屋の湿度が50~60%になっているか確認をし●起床時や入浴前後に水分を摂る⇒寝ている時、入浴時は水分を失いやすいです。朝起きた後、お風呂の前後にはコップ1杯程度の水分を摂りましょう。●保湿クリームで肌を保湿する⇒肌を保湿して、空気に触れる面積を狭くすると水ましょう。分の蒸発を抑えられます。□喉が渇く□指先の皮膚が乾燥している □ 手足が冷たい□身体がだるい □ ふらつきがある□尿の色がいつもより濃い□口の中がネバネバするJA神奈川県厚生連 ほほえみの丘業務課 管理栄養士 中村 葉『冬の脱水症』をご存知ですか?

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