JAグループ神奈川2022.05
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発行日/令和4年5月1日 通巻2447号 編集・発行/神奈川県農業協同組合中央会 横浜市中区海岸通1‒2‒2 ☎045‒680‒3046(広報局) 制作/神奈川新聞社第5回かながわ“農〞のある風景写真コンクール入賞作品タイトル:八十八夜撮影者名:山口勇撮影場所:大井町今月表紙のこれでナットク!SDGsSDGsとは SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。 三浦市農協では「持続可能な農業」を目指し、環境保全型農業の推進や、家族経営ならではの課題の解決に向けた取り組みを加速させている。環境にも、人にも優しい「緑肥」 三浦市農協では、農作物に被害をもたらす病害虫「センチュウ」対策として、「緑肥」の活用を推進している。緑肥とは、畑で育てた作物をそのまま土壌に入れて耕し、肥料にすること。オオタバコガの被害を受けないことから、花の咲かないマリーゴールド「エバーグリーン」の作付けを勧めている。 作付けには、播種(はしゅ)機がない場合、大量の種を用意するか、苗を移植しなければならない。緑肥を推進した当初、一時は行政も助成金を用意したものの、忙しい農家にとって負担が大きく、思うように普及しなかった。 2020年10月30日、組合員向けの講習会を開催。エバーグリーンをまくために改良した播種(はしゅ)機4台を無料で貸し出すことを案内し、改めて導入を呼びかけた。組合員間の口コミもあり、2022年度は約50軒の農家、作付面積にすると約20haを予定するまで広がった。 通常、大根の種をまく前に、病害虫対策として農薬を使用するが、近年は薬剤の高騰や、減農薬志向が高まっており、組合員からの問い合わせも増加している。 また緑肥の二次的な効果として、栽培する大根の肌つやが美しくなるほか、周辺道路への土壌流出を防ぎ、近隣住民とのトラブル防止にもなる。良いことずくめのこの取り組みについて、三浦市農協では今後さらに普及させたいと考えている。適切な施肥をアドバイス 三浦市農協では、営農アドバイスの一環として、1979年から土壌分析を行っている。関連団体の支援も受け、無料で実施しており、組合員はいつでも気軽に土壌を持ち込み、依頼することができる。機材を徐々に増やし、現在では窒素・リン・カリ・石灰・苦土・pH・ECまで分析できるようになった。分析結果をもとに、今後の土づくりを検討する際に、無駄のない施肥設計を行うことができる。農業経営を継続できるように 家族経営では、農作業を取り仕切る父が体調不良などにより、働けなくなった途端、残された家族ではどう作業してよいか分からず、農業経営をやめることが少なくない。 2015年から「女性の担い手活動」とし、女性を対象とした栽培研修会や視察研修を開催している。農機の使用方法や土づくりの基本から、女性に人気のイタリア野菜の育て方、農業資材メーカーの視察などを実施し、農家の女性が農業経営に参画するきっかけづくりをしている。2021年度はコロナ禍で中止となったが、2022年度は実施する方針。 三浦市農協はフードバンクへの農産物寄贈などの対外的な活動も行っている。今後もSDGsの目標達成に向け、農業協同組合としてできることを実践していく。~私たちにできること~三浦市農協の取り組み14かながわ旬菜ナビ/tvk日曜日 9:00~9:30/(再)月曜日10:00~10:30番組タイトル表5月放送No.放映日タイトル企画JA名735 5月1日 (再)5月2日はだのジェラートプロジェクト~旬のフレーバーを添えて~JAはだの736 5月8日 (再)5月9日半原ワサビラプソディJA県央愛川737 5月15日 (再)5月16日新茶の季節!かながわのお茶を召し上がれ♡JA神奈川つくい協力:JA神奈川県厚生連7385月22日 (再)5月23日ビューティフル♡フラワーライフ~横浜・泉区~JA横浜739 5月29日 (再)5月30日父と息子のトマトハウスJA湘南緑肥のすき込み作業をする組合員

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