JAグループ神奈川2022.05
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JAグループ神奈川 10令和3年度の債務保証引受状況について積極的な保証拡充 農業資金は、JAの積極推進や「担い手支援策の利子・保証料助成策」の効果もあり、「アグリマイティー資金」「JA農機ハウスローン」が依然好調で、件数・金額ともに増加しました。 一方、災害対策資金については、コロナウイルスによる影響も落ち着いてきたこと等から、申込件数・金額ともに大幅に減少しました。 また、住宅ローンは、市場が活況であり、かつ、保証金額や保証期間の拡充など、商品改善を図ってきたことにより、JA窓口案件を中心に件数・金額ともに大幅な増加となりました。 なお、令和2年10月から実施している「保証料率一律引き下げ施策」も他行に対する競争力確保のため、継続実施していますので、引き続き有効にご活用ください。 農業資金取扱状況 〔金額単位:千円〕令和3年度末Ⓐ令和2年度末ⒷⒶ―Ⓑ資金名件数金額件数金額件数金額農業近代化資金00226,400‒2‒26,400県単資金425,900638,550‒2‒12,650農業制度資金519,350519,5500‒200農業生産資金324,900549,700‒2‒24,800農業災害対策資金1019,40070156,470‒60‒137,070アグリマイティー資金118494,91067458,1525136,758農機ハウスローン6031,489,2105751,411,0302878,180新規就農資金32,03024,8901‒2,860合 計7462,075,7007322,164,74214‒89,042 住宅ローン取扱状況 〔金額単位:百万円〕令和3年度末Ⓐ令和2年度末ⒷⒶ―Ⓑ資金名件数金額件数金額件数金額新築・購入型64522,12142112,9122249,209借換2395,4762174,53522941合 計88427,59763817,44724610,150 基金協会は、公的保証機関として、農業者をはじめとする組合員の生活向上につながるよう、引き続き取り組んでまいります。 日頃の組合員や利用者とのコミュニケーションに役立つ「ことば」を隔月でお届けする企画。初回は、田植えの季節到来に合わせ、「コメ」にまつわる言葉を紹介する。JAグループ職員が知っておきたい「ことば」 Vol.1 コメ編 水稲の苗を食い荒らし、稲作に甚大な被害をもたらす。食用目的で輸入され、野生化。繁殖力が強く、温暖な地域を中心に分布を拡大しており、一度発生してしまうと根絶が難しい。水路の泥の除去や、ジャンボタニシ用の防除剤の散布、ペットボトルを使った手作り捕獲機の設置など、各地で多様な対策が講じられている。 推奨品種は3つあり、9月中旬に収穫する早生品種「はるみ」「キヌヒカリ」、9月下旬~10月上旬に収穫する中生品種の「てんこもり」。はるみは、JA全農 営農・技術センターで開発された品種。2016~2017年の「米の食味ランキング」では、「特A」に選ばれた。てんこもりは2020年11月に奨励品種となった。ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)県の奨励品種 田植えの事前準備。土を乾燥させて肥料を混ぜる「田起こし」が完了した田んぼに水を入れ、土をさらに細かく砕き、平らにする。これにより、苗が植えやすくなり、発育もよくなる。また雑草の種を地中深くに埋めることで、雑草抑制効果を上げる。 国民一人の年間消費量は、1962年度の118.3㎏をピークに減少傾向にあり、2020年度は50.7㎏であった。主食用米の需要が減退する中、米価の下落対策として、「非主食用米」(飼料用や米粉用などの新規需要米、加工用米、備蓄米)の作付面積が増加している。代しろかき非主食用米基金協会広報局

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