JAグループ神奈川2022.03
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迷惑電話防止機能付き固定電話機のチラシ3 JAグループ神奈川信連JAバンク神奈川 県警、地元企業とタッグを組み、特殊詐欺防止へ JAバンク神奈川は神奈川県警と連携し、県内を地盤とする家電量販店である㈱ノジマと協力した特殊詐欺防止に取り組んでいる。 特殊詐欺については、県内で令和3年は1461件発生。被害総額は25億5900万円にも及び、高齢者の被害が後を絶たない。県警も抑止に力を入れているが、対応に苦慮している。 JAバンク神奈川でも近年、キャッシュカード詐取等の被害が急増。JA顧客の財産保護の観点から特殊詐欺被害の抑止に向けた対策を模索し、県警と相談する中で、被害の大半が電話から始まっており、防止には迷惑電話防止機能付き固定電話機が有効であることに着目した。そこでJAバンク神奈川は、同電話機の周知と購入機会の提供を検討。地元企業である㈱ノジマの協力を得て、JAで受け取ったチラシを持参し、掲載された電話機を指定する顧客は割引価格での購入が可能となる取り組みを開始した。 迷惑電話防止機能付き固定電話機とは、着信があった場合、呼び出し音の前に「この通話内容を録音します」という警告音声が流れ、通話が自動録音される機能がついたものであり、特殊詐欺犯は録音を嫌うため、その時点で電話が切れる等の効果が見込まれる。なお、割引サービスは令和4年3月末まで実施される。 企画した担当者は「お客さまの大切な財産を守るためにJAバンク神奈川としてできることを考えた。JAの来店者にチラシを配布することで、迷惑電話防止機能付き固定電話機の認知度を上げ、特殊詐欺被害者を1人でも減らしていきたい」と話した。~迷惑電話防止機能付き固定電話機で特殊詐欺防止を~ JAバンク神奈川は、特殊詐欺防止に向け、JA店舗で迷惑電話防止機能付き固定電話機のチラシを受け取った顧客が、同チラシを㈱ノジマの店舗に持参することで、チラシに掲載された電話機を割引価格で購入が可能となる取り組みを実施している。

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