JAグループ神奈川2021.07
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5 JAグループ神奈川全農かながわ増えた。JA湘南TAC担当の濱端興樹さんは今年度の取組みについて「生産者や栽培面積が昨年より増え、規模拡大が実現できた。販売単価も昨年を上回ることができ、着実に評価を上げている。営農指導、販売指導を積極的に行い、今後も産地化を目指し取り組んでいきたい。」とコメントする。 出荷は7月下旬までを予定。県内JA直売所やAコープ等量販店にて販売している。「種なしピーマン」定植2年目名度が向上することも期待する。 JA全農かながわでは今後も県内農畜産物の規格外品活用に向け、一次加工品を原料とした商品開発を進めていく。 JA全農かながわがJA湘南の協力のもと生産振興に乗り出した種なしピーマン。その出荷がピークを迎えた。昨年春から試験栽培を開始し、今年度は昨年度から4人増えた6人の生産者で約20トンの出荷を見込んでいる。 種なしピーマンとは、受粉せずとも果実ができる性質に改良された品種である。その名の通り中に種子が入っておらず、加えて肉厚で苦みが少ない食味が特徴的だ。 同時期に栽培する県産春トマトは一部主産県における出荷量増加の影響により、ここ数年販売価格の低迷が課題となっている。こうした状況を受け、代わりとなるような新規作物としてJA全農かながわが提案した経緯がある。種苗メーカーや県農業技術センターと連携したほ場巡回や施肥・防除の提案にも取り組んだ。 2020年は2人の生産者で13トンを出荷した。2年目となる今年度は収量改善も課題として検証している。 種なしピーマンは調理のしやすさや品種の珍しさから注目度が上がり、テレビや新聞等メディアの取材も JA全農かながわはJA横浜、株式会社ありあけと「幻の浜なしパウンドケーキ」を共同開発。お客さまからのご好評を受け、6月24日より数量限定で再販売している。 浜なし®とは横浜農業協同組合果樹部の生産者が、品種や栽培方法などの生産基準を守って生産しているブランド梨である。よく熟した果実を収穫し、食べごろの状態で直売しているため、市場にはほとんど出回らない。 一方で「みつ症」という症状により、食べることはできるが出荷することができない梨が一定数存在する。これらをピューレ状に加工することで有効活用、ケーキへの商品化を行った。浜なしピューレをふんだんに使うことにより、パッケージを開けた瞬間に甘く豊かな香りが広がる。 1個、税込756円。JA横浜直売所「ハマッ子」にて販売する。加工品としての展開により、ブランドの知横浜から芳醇な香りをお届け!㈱ありあけコラボ 第2弾「幻の浜なしパウンドケーキ」好評につき再販売新規作物で生産者手取りの増大目指す。メディアからの注目も。種がなく、肉厚で苦味が少ない「種なしピーマン」再販する「幻の浜なしパウンドケーキ」(画像提供:㈱ありあけ)

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