JAグループ神奈川2021.07
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4年目を迎えた(公社)フードバンクかながわ 「公益社団法人フードバンクかながわ」の通常総会が、6月21日にJAグループ神奈川ビルで開催された。同フードバンクは、平成30年3月に神奈川県下の生協や労働福祉団体を中心にJA神奈川県中央会も参画して設立され、今年度が実質4年目となる。 この間、賞味期限を残して廃棄される食品等の寄贈を受け、地域で活動する子ども食堂や支援団体に無償で提供する「食品ロス削減」と「食支援」をつなぐ活動を展開してきた。その寄贈量・提供量はともに対前年度比2倍を優に超える増加が続いている。また収益事業を行わない同フードバンクの活動を支える賛助会員は、この1年間で法人会員が54団体増の167(JAグループ神奈川8組織含む)、個人会員が46人増の251人と支援の輪が広がっている。 令和2年度はコロナ禍による非正規労働の激減等により、行政や社協等を通じた学生支援やひとり親支援の要請が急増した。一方、休業要請等による食品メーカーからの寄贈申し出や生協やスーパーの店舗でのフードドライブ回収箱設置が相次ぐと共に、支援先から要望の多いお米に関しては同フードバンクからの呼びかけに呼応し、JA、生協、労働団体等からの寄贈が合計49.7トンを超えるなど、フードバンク活動への理解が多方面に浸透しつつある。JAでも店舗へのフードドライブ回収箱の設置や女性組織での学習会等が行われており、取り組みの広がりが期待される。 同フードバンクでは、設備や配送の課題があり野菜等の生鮮食品の取り扱いは検討事項となっているが、JAグループ神奈川が運営に参画する中で、31年度ダイコン、令和2年度ダイコン・キャベツの寄贈を試行的に実施して、食品受贈団体からも大変喜ばれている。なお同フードバンクへの野菜寄贈と受贈団体での活用の様子をまとめた動画を、かながわCo-ネット(神奈川県協同組合連絡協議会)が作成し7月中にYouTubeにアップする予定である。 また、県下JAにおいてはフードバンクかながわ以外にも地元市町村・社会福祉協議会、地域のフードバンクや子ども食堂等への食材提供が実践されている。 コロナ禍の収束が見通せない中、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、地域社会のセーフティーネットの構築に向けて、行政やフードバンク等非営利団体との連携を進めていくことが望まれる。フードバンクかながわのHPはこちらから連携して地域社会のセーフティーネットの構築を公益社団法人フードバンクかながわ3年間の推移(フードバンクかながわ総会資料を基に作成)※フードバンクかながわの活動報告については同フードバンクのHPに掲載されています。項 目2018年度実績2019年度実績2020年度実績食品寄贈事業者数31団体81団体155団体  寄贈量41,919㎏81,005㎏166,611㎏ うち防災備蓄品等寄贈団体14団体50団体86団体   寄贈量7,113㎏21,654㎏44,416㎏フードドライブ回収拠点数63(他にイベント等)140(同左)183(同左)  寄贈量4,475㎏15,963㎏43,562㎏合計寄贈量46,394㎏96,968㎏210,173㎏食品受取団体数93団体157団体214団体 うち行政・社協関係364453 うち福祉施設4815 うち地域フードバンク101218 うち市民団体他4393128合計配付(出庫)量39,781㎏91,905㎏194,171㎏賛助会員数(団体・個人)39団体・105人113団体・205人167団体・251人賛助会費(団体+個人)2,311,000円5,261,000円7,303,000円募金(寄附金)6,078,734円5,556,764千円24,866,654円1 JAグループ神奈川中央会

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