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特産物の紹介メロン
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果物の中でも抜群の人気を誇るメロン。

そんなメロンの秘密をJAがお教えしちゃいます! お友達に話したら物知りヒーローになれるかも?

 

メロンの歴史は古代エジプトから

メロンはウリ科に属するつる性植物で、原産地は北アフリカ、中近東、東アジアといわれます。古代エジプトですでに栽培され、日本にも弥生時代の土器と共に種子が出土しているため、古くから知られていた果物といえます。ただし、この頃のものはマクワウリなど原種に近いもので、その後長い年月の間に世界各国で品種改良され、いまのようなメロンが誕生しました。日本でのネットメロンは、明治27〜28年頃、福羽逸人が種子を取り寄せて試作したのがはじまりで、その後、明治36〜37年に温室での栽培に成功。その当時の富豪や政府の高官の間で、趣味の温室メロン栽培が流行しました。営利を目的とした本格的な栽培は、大正13年に静岡県の遠州地方ではじまったといわれています。


マスクメロンの名前の由来は?

メロンの王様といえば、ヨーロッパで発達した網目のあるネットメロンで、マスクメロンとも呼ばれます。マスクとだけ聞くと、マスク=仮面から、あの網目模様をマスクに例えているのかな?と思われがちですが、アルファベットで書くと、maskではなくmuskとなり、マスク=麝香なのです。つまりマスクメロンとは「芳香のあるメロン」という意味。日本ではこの香りを持つアールス系の品種を呼ぶ名となっています。ちなみに、同じくネットがついて高級感のあるアンデスメロンの場合。アンデス=アンデス山脈などを連想し、南米でできたメロンかな?と思われるかもしれませんが、このメロンを作ったのは日本人。「安心して栽培でき、安心して食べることができる」という製作者の自信から「安心です」が「アンデス」になったと言われています。


昭和37年、大衆メロン第一号が誕生

日本で2000年以上の歴史を持つのが、東洋種でネットのないマクワウリ(真桑瓜)。「日本書紀」の推古天皇(617〜)の記述にもすでに登場しています。戦後、温室メロン類におされ、いまでは在来のマクワウリはほとんど姿を消してしまいました。それに代わって、庶民の味方として登場したのがプリンスメロン。ヨーロッパ種のメロンとマクワウリの一代雑種で、味にあたりはずれのないメロンとして大ヒットし、メロンの新時代を築きました。発売が昭和37年だったため、皇太子ご成婚にちなんで、プリンスメロンと命名されたものです。


メロンのネットはなぜできる?

マスクメロンなどのネットの正体はなにか?このネットは、メロンが生長する過程において、果実が大きくなるにつれて表面がひび割れて、中から果汁が染み出して固まったものです。大体、交配後15日位で出始め、はじめに縦、次に横にひびが入り、約1週間でネットの形成が終わります。果実が硬くても、柔らかくてもよいネットは入らず、ちょっとでも管理ミスがあると、ネットがきれいに出ません。ちなみにメロンの栽培日数は、苗を植えてから3か月余り。最後は何度も玉ふきをして美しい果面に仕上げるのです。まさに芸術品、高価な理由がご理解いただけるでしょうか。

縦ネットの発生期 横ネットの発生期

 

おいしいメロンの見分けかた

ネットメロンの場合、ネットが細かく均一にたくさん張ったものが良品といわれます。農家がアンテナと呼ぶヘタ(蔓)は、収穫のときに残すかどうかの違いで、あるなしは品質には影響ありません。重要なのはむしろ重さです。大きいものより、重みのある実を選んだ方がよく、同じ大きさなら比較して重い方を選んでください。軽いものは種の部分が多い可能性があるからです。花落ち部(メロンの尻の部分)は、大きく飛び出してなく、アトは小さいものが良品です。保存方法としては、冷蔵庫で冷やすとよいように思いますが、これは間違いです。本来暑い場所で育ったものなので、冷蔵庫に長時間入れてはまずくなってしまいます。食べる前の3〜5時間で充分。みずみずしさを損なわないように、ラップで包んで冷やすのがベストです。

 

おいしいメロンの食べ方!


メロンの食べごろの目安は、花落ち部(尻の部分)が柔らかくなって香ればOK。比較的、高級なメロンには必ず「食べごろは○月○日前後」というメッセージがついていますので、参考にしてください。これらの時期を逃さずに「早く食べること」が、メロンのおいしい食べ方です。うっかり食べごろを過ぎてしまった場合には
@ミキサーなどでジュースにする、Aアイスクリームなどを添えて食べる、Bブランデーを振り掛けて食べるなどがあります。
ところで、メロン1個の中で、一番甘いところはどこかご存知ですか?答えは、真ん中(写真の1の部分)ですが、種の部分は食べられないので、下側(2の部分)が甘い場所となります。

ご存知でしたか? 意外に知らないメロンの効能


■体内の塩分退治に効果があります。
メロンにはカリウムが多く含まれています。この成分は体から排出されるとき、ナトリウムを道づれにする性質をもっているため、体内の塩分調整に効果があります。 【高血圧・動脈硬化・心臓病によい】
■利尿効果があるため二日酔いにも効く
メロンはアミノ酸も豊富に含まれていて、体内で尿をつくる効果があり、含有率87%という高い水分が、老廃物を含んだ体内の水分を外に出す働きをします。【二日酔い・急性腎臓炎によい】
■お見舞いに使われるには理由がある
いまでもお見舞いによく使われるメロン。少量で高いエネルギーを持っているため、病中病後のパワー回復にはもってこいの果物なのです。ただし、食べるときにはお医者さんに相談してくださいね。

 

<参考文献>
書籍=食卓を楽しくする野菜の知恵袋(家の光協会)/野菜・山菜博物事典(東京堂出版) インターネットホームページ=どさんこネット(JA夕張市)/三栄食品(株)/HeartLand−Icho/かじっち(果物狩り)/袋井市クラウンメロン

 

 


 
   

 

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