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管内の農業は神奈川県平塚市、大磯町、
二宮町の一市二町にわたり営まれています。
地域に根ざした特色ある農畜産物
水稲 (禾本科)  湘南そだち米(キヌヒカリ/さとじまん)
私たちの祖先は、昔から私たちの国を瑞穂(みずほ)の国と呼んでいました。瑞穂は、みずみずしい稲の穂、日本はコメの国ということです。
この最も日本人に大切なお米は、日本農業の基幹作目であると同様、JAの基幹的作物であり、キヌヒカリを中心として県下で第1位の生産量を誇っています。
さらに「おいしい米作り」のため、立地条件にあった新品種の導入について研究を進めています。
かながわブランド品
トマト (なす科)
ビタミン類が多く、新鮮で味が良いと県民に喜ばれている「平塚トマト」は、ビニールハウスが普及する前には露地トマトが少量、多くの農家で栽培されてきました。
昭和30年代より、ビニール、ガラスを利用した施設トマトが本格的に取り組まれ現在に至っており、ハウス桃太郎を中心とした完熟系トマトが3月~6月の間、4kg箱で農協共販により各市場に毎日出荷されています。
かながわブランド品
胡瓜 (うり科)  ハウスキュウリ   露地キュウリ
「平塚胡瓜」は、明治40年代より栽培が始まり、「相模半白」の産地として全国に名声を博し、白イボ系ハウス栽培導入の現在でも、品質、生産量とも県下一の産地としての地位を確保しており、5kgダンボールで促成物(2月~6月)抑制物(9月~12月)を共販体制により県内の消費者にお届けしています。
ナス (なす科)
管内では、胡瓜と同様、昔よりどの農家でも栽培されていましたが、栽培戸数は減少傾向にあります。
しかし、接木苗が普及するにしたがい出荷期間も長くなり、品質、色つやとも以前と比較し格段に向上、平塚接木ナスのブランドで秋口まで市場出荷されています。
ほうれん草 (あかざ科)
ポパイがほうれん草を食べ、もりもり「力」を出すマンガはかなり誇張があるものの、ビタミンAをはじめ栄養価の高い野菜の一つです。
管内全地区で栽培されていますが、地域農業振興作物の重点作物として特に力を入れ、夏場の雨よけ栽培により周年栽培体系が確立し、都市近郊軟弱野菜として作付が増えている野菜のひとつです。
かながわブランド品
小松菜 (あぶらな科)
ビタミン、カルシウム、鉄、ミネラル等を豊富に含む健康野菜の「平塚小松菜」は、城島・豊田・金目地区を中心に栽培され、54年より出荷も共販体制となり、露地、ハウス栽培により年間を通じ県下の消費者に安定供給しています。特に夏は、鮮度を保つため、予冷施設を利用し、安全で新鮮な小松菜を食卓にお届けしています。
根ミツバ (さんけい科)
水耕栽培のミツバと違い、独特の香りと新鮮さが売りものの根ミツバは、金目地区で昭和13年より恵まれた大地と金目川水系により栽培が始まり、昭和40年よりトンネル栽培体系が確立したことにより栽培は、より盛んになり春を呼ぶ旬の野菜として、3月中旬より4月中旬まで出荷され好評を得ています。
かながわブランド品
長ねぎ (ゆり科)
関東から北では、長ねぎと言えば、白い部分を食べる根深ねぎを言います。関西では、葉ねぎと言って、ビタミンCの多い緑の部分を食用としています。 「平塚ねぎ」は胡瓜と並んで当農協の代表的農畜産物であり、明治後半より栽培され夏から秋にかけ5kg箱により「ムキ葱」として、秋冬は1.5kgの「平塚土葱」の専用ビニール袋による共販体制により出荷されています。品質、規格、日もちが良く市場での評価は高く、消費者からも味が良く軟らかいと喜ばれています。
ブロッコリー (あぶらな科)
カリフラワーと同様、花蕾を利用します。完全な蕾の集まりで花蕾は鮮緑色が主で一部に紫色種もあります。和名で緑化やさい、芽花やさいと呼ばれています。土沢、岡崎地区を中心に3㎏ダンボールで県内各地に出荷されています。
ハクサイ (あぶらな科)
ハクサイは、漬物や冬の鍋物に欠かせない野菜の一つ。栄養的にはビタミンCを多く含み、風邪の予防や疲労回復に効果があると言われています。
JA湘南の土沢支所では、同支所露地野菜部会の生産農家が生産・販売の安定を図ろうと、漬物を製造する県内の食品会社2社に出荷しています。ハクサイの契約販売に取り組む生産農家は7戸。平塚市の上吉沢地区を中心に、合計で約1.1ヘクタールを作付しています。
かながわブランド品
湘南レッド・玉葱 (ゆり科)
神奈川生まれの農産物である湘南レッドは、二宮園芸試験場で昭和28年改良された生食用玉葱で鮮やかな赤紫色で水分も豊富なところからサラダ用に適し、京浜市場に5kgダンボール箱により京浜市場等に出荷されています。特に二宮、大磯地区で栽培が盛んです。
落花生 (まめ科)
日本の落花生の栽培は、明治4年管内大磯町の渡辺氏が横浜の南京町より種を持ち帰り栽培したのが始まりと言われ、二宮、大磯、土沢地区を中心に相州落花生の地位を築いてきました。しかし、輸入落花生が増え管内の作付面積は減少しています。
最近では、水田農業確立対策の転作作物として、岡崎地区を中心に、加工用でなく未熟果をお湯で沸騰し、塩を入れた「ゆで落花生」として、枝豆の出荷の終わる8月中旬頃よりビールのつまみや、おやつとして出荷され好評を得ています。
枝豆 (まめ科)
「植物肉」といわれるよう、タンパク質を中心に栄養が豊富な枝豆は、夏の野菜の代表的な存在であり、全農大和市場を中心に県下各市場に6月下旬頃より出荷されています。
特に土質が枝豆に合っていることから美味の上、品質、規格が良いため、他産地より市場で一ランク上位に格付けされ、消費者に供給されています。
かながわブランド品
バラ (ばら科)
神奈川県下で最も栽培の盛んなバラ栽培は、昭和30年代初期より始まり、本格的に栽培面積が増加したのは、昭和38年頃より若い農業経営者が温室バラの有利性に着目したのが始めでした。その後、品種、花色も変化し、消費者の動向に合わせた優良種苗の導入に常に努め、東京市場を中心に出荷されています。
洋蘭 (らん科)
昭和30年代より神田地区の大場さんが栽培を始め、徐々に栽培者も増加し始め、昭和50年代に入り、農業後継者により栽培者も急激に増加しました。その蘭のもつ、ゴージャスな花形、色彩に生産意欲も増加し、自然環境に恵まれ、すばらしい品質のもとに収益性は高く、バラ同様、東京市場に出荷しています。
鉢物(シクラメン)
管内の鉢物栽培は旭地区を中心に昭和30年代より始められ、40年代後半より鉢物栽培の安定に魅力を感じた若い人が続々とシクラメン等の鉢物栽培を行い、都市に緑と憩いの場を与えています。
しいたけ (まつたけ科)
最近、健康食品として注目されているしいたけは、二宮、大磯を中心に栽培され、昔は自然榾場だけでしたが、人工榾場が普及し、一年中出荷され、特に管内のしいたけは数量、質とも県下一で、かくれた特産物の一つに上げられています。
さつまいも (ひるがお科)
大野地区におけるさつまいもの歴史は古く、青木昆陽が東京小石川に導入した享保19年の翌年に持ち込まれた記録があります。品種はベニアズマを中心に栽培され、砂地という立地条件の中で味も良く、京浜市場や菓子問屋に出荷されている外、直売、宅配便により販路が拡大され、特にクリマサリは「幻のイモ」として根強いファンに支持されています。
サトイモ (サトイモ科)
サトイモには特有のネバネバがあります。この粘りは美肌づくりに役立つと言われています。管内のサトイモ栽培は、昭和49年の稲作転換対策事業を契機に水田転作作物として岡崎支所管内を中心に生産組織が確立しました。特に、丸島地区は水田が多く、地区でまとまったブロックローテーション(お米と里芋を交互に栽培)により栽培場所の管理を徹底、また、水田に使う用水路も利用できるなど灌水がいいので、品質が良く市場でも高い評価を受けています。
コンニャク芋 (サトイモ科)   「手作りコンニャク」の作り方
コンニャクは、すぐれたアルカリ性食品であり、生活習慣病の予防に有効な食物繊維を多く含む伝統的な健康食品です。日常の食事に上手に取り入れることで、健康とダイエット、さらに便秘の解消にも効果があります。管内のコンニャクは、大磯町こんにゃく生産グループが、コンニャクの消費拡大と技術の伝承を目指し、昭和63年に発足。平成4年には、大磯町寺坂に加工所が造られ、生芋を収穫した10月ごろから翌年の4月ごろまでの7ヶ月間、手造りコンニャクを生産しています。
かながわブランド品
イチゴ (ばら科)
真赤で美味しいイチゴは、子供や女性に人気がありビタミンCが豊富なことで知られています。管内のイチゴは昭和6年にコンクリート板を利用した石垣イチゴが促成イチゴの始まりであり、昭和36年代にビニールハウス栽培が取り入れられ今日に至っていますが、時代と共に消費者の嗜好性に合わせて、 さちのか、とちおとめなどの品種が栽培されています。
柿 (かき科)
昭和30年代に金目地区に「早生次郎」が5ha導入され、早生柿の産地として出発、40年以後は大磯、土沢にも栽培が普及しました。大磯地区では土質の合った土地で摘蕾、人工授粉作業を行い、「大磯の大玉柿」として生産されています。
カキの学名はDiospyros Kakiといい、学名に日本名のカキが使われているように、日本の柿は、形、色、風味など世界一です。
かながわブランド品
みかん(みかん科)   湘南みかん   湘南の輝き   湘南のかほり
みかんは、明治時代にはすでに大磯、二宮地区で栽培され、昭和30年以後、麦作、落花生に替わり増殖が行なわれ、ピーク時は230ha以上栽培されましたが、全国的な生産過剰となり、最近では優良系統を中心とした青島、大津に品種を更新し、品質とおいしいみかん栽培に励んでいます。また、自然条件を克服するためハウスみかん栽培も盛んで、味、品質とも県内はもとより全国でもトップクラスの折紙がつけられています。
梨 (いばら科)
金田地区で昭和22年水田の転作作物として25名が3ha栽培を行ったのが始まりです。当時の品種は長十郎、旭、雲井が中心でしたが、近年は幸水、豊水が中心です。市場出荷は行なわず都市近郊農業の有利性を生かした直売、宅配等により販路を拡大しています。
ぶどう (ブドウ科)
管内で栽培される品種は、「デラウェア」「巨峰」「藤稔」等が主流となっています。ブドウ農家は、梨と同様、市場出荷は行なわず都市近郊農業の有利性を生かした直売、宅配等により販路を拡大しています。
酪農 (ホルスタイン種)
酪農は大正時代より管内全地区で飼養され、昭和35年頃より規模拡大事業化が進み、県下一位の飼養規模を誇る地域であり都市化された中での経営は消費者に安全で栄養価の高い牛乳を生産しています。更に品質の高い牛乳を供給すべく、バイオテクノロジーの技術を生かした、受精卵移植事業に取り組んでいます。
肉牛 (肉専用和牛)
都市化された中での経営、老齢化対策、飼養管理の省力化を目的に、昭和62年より肉用繁殖牛を導入、生産された雄仔牛を食味、高品質で安全な牛肉を供給するため、銘柄牛の確立を図るべく、飼養農家全員が研究と努力を日夜続けています。
かながわブランド品
やまゆりポーク(肉豚)
戦前より小規模ながら「高座豚」を飼養、昭和35年頃より、種豚経営、肥育経営へと分業化が進み、昭和50年頃より飼養効率を高めるため、種豚、肥育を一体とした一貫経営へと進展してまいりました。現在消費者の好みも変わってきましたので、品種改良を進め、消費者のニーズに合った銘柄豚産地として、ランドレース、デユロック、大ヨークシャーの三元交配にて豚肉を各地に供給しております。(やまゆりポーク)