園芸入門
 
 
はっぱ   コールラビー
  シクラメン
  ブルーベリー @
  ブルーベリー A
  苔玉
  プランター栽培のポイント
  バケツ稲
  チャイブ
  トマトの疫病について
   


このページのトップへ ホームへ戻る 園芸入門その1


コールラビー ● コールラビー ●
 コールラビーは、丸くふくらんだ茎をピクルスやサラダにして食べる、 欧米ではポピュラーな野菜です。キャベツの仲間で、赤紫と緑色の2品種があり色もきれい。 茎がふくらんできたら下の葉は落とすので、ガーデニング材料としても楽しめます。品種は紫色のパープルパード、ライトグリーンのグランドデューク、サンバードなどわずかな品種しか市販されていません。
@  小さな鉢に培養土とぼかし肥を適量入れ、3〜4粒ずつ全体にタネをまき、薄く土をかけます。 軽く押さえてから、霧吹きでたっぷり水をやります。その後、新聞紙で表面を覆って、明るい場所に置きます。 発芽するまで新聞紙はいつも湿った状態にしておきます。
 
A 発芽したら新聞紙を取り除き、日当たりの良い場所に置きます。 本葉が5〜6枚になるまで、茎が太くて短いものを残しながら2〜3回間引きます。 このとき、倒れないよう株元に土を盛ってやります。 7日に1回の割合で液肥をやります。
 
B 大きめのプランターに、培用土とぼかし肥を入れて15cm間隔に根を傷めないよう丁寧に移植します。 球茎が2cmくらいになると土の上に浮いてくるので、土を足してやります。 下の方から出ている葉は2〜3cmくらい残して切り取り、球茎に栄養をまわすようにします。 上の方の5〜6枚は必ず残しておきます。この時期、追肥と水やりは欠かさないようにします。
 
C 球茎が6〜7cmになったら、収穫です。 球の上下1cmは固くて食べられないので、切り取ります。皮をむいてスライスして塩もみサラダ、ピクルス、シチューなど煮物、炒め物でもおいしいです。 タンパク質、鉄分、カルシウム、ビタミンCもたっぷり含んでいます。



シクラメン ● シクラメン ●
 冬から春にかけての代表的な鉢花のシクラメンは、さがみ農協管内でもたくさん生産されていて、 直売もされています。色や大きさ(大輪・中輪・ミニ種)は、各農家ごとに特徴があるのでお気に入りのひと鉢を探してみては。 花を長く楽しみ、翌年も咲かせるためのポイントをご紹介します。

@ 置き場所 〜花持ちを良くする〜
 日当たりが悪いと、花茎や葉が軟弱に伸び、花色や花つきが悪くなるので、 11月中旬〜4月は日光が長く当たるところで暖房をしていない部屋に置きます。 室温は、昼間は20度以下、夜間は5〜6度のところが適しています。 そこで、昼間はレースのカーテンをしない窓辺、夜は冷えるので窓辺から離したところに置きます。
 
A 水やり
 表土が乾いたらたっぷりやります。 このとき鉢のふちから行い、葉や花、球根に水がかからないように気をつけます。 施肥は週1回で1000倍にうすめた液肥をやります。底面給水鉢の場合は、貯水槽に水がなくなりかけたら、2000倍の液肥を貯水槽いっぱいまで補給するようにします。
 水やりを忘れてぐったりしてしまった場合は、新聞紙で周囲を包み、鉢ごと水につけ、半日くらいおくと回復します。
 
B 花がらつみ・葉組み
 花色が悪いものや花が終わったものは花柄をねじりながら引き抜くようにします。 横を向いて咲いた花は、葉組みを行いながら花を中心にくるよう手入れします。 葉組みでは、葉が込み合ってしまった中心部の葉を外側に移動させ、葉と葉の重なりを少なくし、 つぼみに光を当てるようにすると、花つきと見た目も良くなります。
 
C 翌年も花を咲かせるには
 順調に育てば4月〜5月上旬頃まで花が見られます。
 花の終わった株を翌年も花を咲かせる方法は2通りあります。
 @風通しの良い場所で夏越しさせたものを8月下旬に一回り大きめの鉢に植え替えて育てる方法。
 A花が咲き終わった株は徐々に水を少なくして、休眠させて夏越しさせたものを8月下旬に、新しい鉢に植え替え育てる方法。
 植え替えた株は雨のあたらない場所に置き、かん水は鉢土の表面が乾いたらやることが原則です。肥料は、1B化成S‐1号を1ヶ月1回5〜6粒置き、1週間に1回ほど液肥(1000倍)をやる程度にします。



● ブルーベリー @ ●
 ブルーベリーは、鉢植え栽培でもたくさんの果実を収穫することができ、 小花や秋の紅葉も楽しめる観賞用にも適した果樹です。
 耐寒性のあるハイブッシュ系(アーリーブルー、ブルーレイ、ブルークロップなど)と、 夏の高温・乾燥に強いラビットアイ系(ウーダード、ティフブルー、ホームベルなど)があります。 この地域ではどちらも栽培することができます。
 
@ 苗の準備
 11月〜3月にかけてポット苗が入手できます。ブルーベリーは1本では結実しにくく、 同系の2品種以上を混植すると果実も大きくなり、たくさん収穫することができるので、鉢植えなら5〜8鉢に植えつけたものを2鉢並べるか、 プランターに20cm間隔で植えつけます。
 
A 植えつけ(3月)
 酸性用土で保水性の良い土壌で良く育ちます。 植えつけるときは、酸性で水はけ・水持ちの良いピートモス(酸度未調整)を水で湿らせてから根を包みます。 これを市販の赤玉土とふるいにかけたピートモスの混合用土に植えつけてから、たっぷり水をやります。 鉢底にはゴロ土を敷いておきます。
  ブルーベリー
B 日常管理と追肥
 乾燥に弱いので、夏には株元にバークチップなどを厚めに敷き乾燥を防ぎます。 また、冬でも土の表面が湿る程度の水やりが必要です。 追肥は、アンモニア性チッソ含有量の多い肥料を選び、3月に玉肥を鉢の周りに押し込むようにして施します。
 
C 摘花
 4月になるとピンクがかった小花が咲きますが、 ブルーベリーは3年生から果実を成らせたほうが生育のためには良いので、 植えつけ2年目までは花を摘み取ります。



● ブルーベリー A ●
 植えつけ後3年以上たち、実をつけるようになった樹はせん定が必要です。 また、鉢植えは毎年1〜2号ずつ大きい鉢に植え替え、10号鉢まで株を大きくできますが、 植えつけ1年目から摘芯を行うとコンパクトな樹形にすることができます。
 
@ 冬のせん定(2〜3月)
 こみ合う古い枝を間引いたり、切り戻して株元から伸びると枝に更新します。 成木では、枝量全体の3分の1くらいの量をせん定します。
  • 込んでいる枝@は途中で切らず、間引く。
  • 交差する枝A、下がっている枝B、内向きの枝や弱い枝Cは間引く。
  • 実が2〜3年成り古くなった枝Dは、株元から出る新梢Eに更新する。
せん定
A 初夏の摘芯
 勢いよく伸びる新梢の先端を切り戻し、側枝を発生させることで花芽を増やし、樹形を整えます。
  • 長い新梢@は、4分の1程度切り戻す。
  • 中くらいの新梢Aは、3分の1程度切り戻す。
B 病害虫の防除
 病害虫はほとんどつきませんが、8〜9月にイラガの幼虫がつきます。 みつけたら捕殺しますが、収穫のとき幼虫に刺されることがあるので注意します。
 



●  苔 玉  ●
 自然を身近に取り入れたような感覚を楽しませてくれる苔玉が最近人気を集めています。 ギボウシ、ヤブコウジ、ユキヤナギ、ヒメトクサなど日本に自生の花木・草花で作られていたものから、 ドラセナ、ポトス、ヤシ等の観葉植物を使ったりと、応用範囲が広いのが魅力です。 器の合わせ方や置き場所次第で、違った雰囲気も楽しめます。
  1. ケト土7、赤玉土3の割合でよく練り、用土を作る。
  2. 根を痛めないよう割り箸で土を落とし、長い根は切る。
  3. 根を用土でつつみ、形を整える。
  4. 全体を苔でつつむ。隙間には苔をちぎって、軽く押さえながら貼る。
  5. 木綿糸で苔が浮かないよう固くしばり、たっぷり水を与える。
  6. 3〜4種植え込み材を使うと楽しみは倍増します。
< 苔の種類〜植物に合わせて選ぶ〜 >
ハイゴケ・・・苔玉に最も適している。園芸店で入手できる。
ホソバオキナゴケ・・・ヤマゴケ。こんもりとかたまりを作りながら生える。
スナゴケ・・・日当たりの良いやや湿っているところに自生する。針状の葉で枝は長め。
ギンゴケ・・・ビロード苔とも呼ばれ、自生する。 完成
 
< ハイゴケの自家栽培法 >
 水深1cmが確保できる直径15cmの鉢皿にハイゴケを適量入れておくだけで、コケ玉用のコケが半年くらいで確保できます。
 置き場所は半日くらい日の当たるところで、水は常に入れて置くことが大切です。水深が深すぎるとコケは腐ってしまうことがあります。
 
< 手入れ >
 しばらくは半日陰はんひかげで育てる。水は細かく霧になるように与え、 液肥は月に2回程度与える。急に伸びてきた枝、根元から出た芽は摘み、生育と形のバランスをとる。むれないよう込んでいる枝葉は間引く。
 



● プランター栽培のポイント ●
 プランター栽培では、水やりと追肥がポイントになってきます。「植物に元気がないな」という時、次のポイントに気をつけてみてください。
 
@ 水やり
 プランター栽培は土の量が少ないため乾燥しやすく、こまめな水やりが必要です。 トマトなどの果菜類は病気の発生を避けるためにも株の周りに水をやりますが、ホウレンソウなどの軟弱野菜は葉の上から水やりをします。(図@・A)。 特に葉茎が大きいものや育ちが早いものは水不足になりやすいので、1週間に1回くらいは底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。
 水やりの時間も大切で、暑い日中しおれていても水をやらず、早朝か夕方にやりましょう。プランター栽培では、水やりの回数が多くなり土の表面が固くなるので、 時々竹べらで表面を軽く掘り起こしてやわらかくします。(図B)。 また、細い棒でそこに届くほどつつき、空気と水の通り道を作ると根張りが良くなり、水分・肥料の吸収も良くなります。
 
A 追肥
 限られた土の量と頻繁な水やりのため、肥料が切れやすいプランター栽培では追肥が大切。 果菜類なら10日に1回、そのほかは20〜30日に1回を目安に、標準プランターなら軽く大さじ1杯の化学肥料を追肥します。 すじまきなら列の中央に溝を掘って与え、株植えなら株周りに与えます。 どちらも直接肥料があたることがないようにして、吸収・利用のされやすい根の先端付近に与えるようにします。 早く効果を出したい時は、液肥を水やりを兼ねて根元近くに与えます。
プランター栽培のポイント
 
B 病害虫を防ぐ
 害虫は、見つけ次第捕殺するのが一番です。 アブラムシなどがたくさん寄生した葉は摘葉します。 葉菜類にはコナガなどがつきやすいので、防虫網で隙間のないよう囲うのが有効です。 病害虫の発生率は密植すると高くなります。 密植を避け、日当りと風通しを良くします。 また、泥のハネ返りも病気のもと。置き場所に気をつけます。
 



● バケツ稲に挑戦! ●
 バケツに田植えをして刈り取りまで体験してみませんか?
 
@ 準備
 20リットルくらいのバケツを用意します。 畑や庭土、園芸用の黒土、園芸用の黒土・鹿沼土に緩効性肥料を大さじ2弱混ぜ、土の表面からふちまで3cmくらい開けるように土を入れます。 ひたひたになるくらい水を入れ、暖かい場所に置いておきます。
 
A 苗を植える(田植え) 〜6月上旬〜
 苗2〜3本を1つにしてバケツの土に植え、毎日水をたっぷりやります。
 
B 中ぼし 〜7月上旬〜
 茎が増えてきて(分げつ)、株もだいぶ大きくなってきます。 土の中に酸素を入れ、根をしっかり張らせるために水をやらず、土の表面にひび割れができるくらい(3〜5日くらい)に乾かします。 その後、深さ2cmくらいになるよう水をやります。化成肥料を約大さじ1追肥します。 生育がよくないときは7月下旬、旺盛なときは8月上旬に追肥します。
 
C 出穂 〜8月中旬〜
 株の成長が止まり、穂がでてきます。水は土の表面から深さ3cmくらいになるようにしておきます。
  ※この時期、虫を見つけたら取り除き、スズメ等にも注意!
バケツ稲
 
D 刈り取り
 穂が垂れ下がってきたら水は表面がひたる程度にし、もみが固くなってきたら水はやりません(落水)。 10日ほどしたら、刈り取って束にして干します。脱穀、モミすり、精米して味わえるといいですね。
 



● チャイブ ●
 チャイブはハーブ苗として売られています。 小型のネギなので香味野菜のように使うことができます。 6月ごろに咲く花は鑑賞用としても楽しめます。 食べられるのでサラダなど料理に添えてみてはいかがでしょう。
 
  1. 植えつけ時期は3〜6月です。標準プランターなら3株を植えつけます。このとき、根元の緑葉を埋めない程度に土をかけます。(図@)

  2. 肥沃で保水力のある土を好むので、週に1回のペースで液肥をやり、肥料が切れないようにします。また、表面の土が乾く前に水やりをします。肥料が切れたり水分が足りないと、葉先が黄ばんで堅くなってしまいます。

  3. 花が咲くと葉の風味は落ちるので、葉を利用するときはつぼみを早いうちに摘み取ります。(図A)

  4. 葉が勢い良く伸びてきたときは刈り取って収穫できます。あまり本数が増えてこない場合は、葉を少し摘み取るくらいにします。

  5. 開花させた場合は葉は利用できませんが、ピンクや薄紫色の花をたくさんつけ、夏の間、楽しむことができます。(図B)
チャイブ
このページのトップへ ホームへ戻る 園芸入門その1