体験水田の講師の皆さん

第1回 田植え 番外編1 ぬかまき 第2回 除草(1) 第3回 除草(2)
第4回 かかしづくり 第5回 稲刈り 第6回 脱穀・もみすり


第1回 田植え


 
平成20年6月7日(土)
 午前9時30分から
田植え体験に多くの参加者が集まった
↑ 田植え体験に多くの参加者が集まった
 家族連れ中心に47組152人が田植えを体験
 JA田奈の組合員で組織する田奈恵みの里推進委員会は6月7日(土)、地域住民を対象に行う「体験水田」の第1回目として田植えを行った。開催に先立ち、今年もJAのホームページや市の広報で参加を呼び掛け、100組の応募が集まった。抽選により60組の参加が選ばれ、当日は47組の家族連れ152人が田植えを楽しんだ。
 田植えは、JA事務局のほか地元農家10人が指導にあたった。参加者は広さ9eと8eの水田に分かれ苗を水田に投げ入れてから、恐る恐る水田の中に足を踏み入れた。
 参加者は、農家から「苗が浮かないように指の第1関節までしっかり植えること」などの注意点を教わりながら、水田に張られたロープに沿って1列に並び、ロープの目印へ3、4本ずつ苗を植えた。
田植えの手順を真剣に聞く参加者 初めて触れる苗 持ち方から丁寧に指導する講師
↑ 田植えの手順を真剣に聞く参加者 ↑ 初めて触れる苗 ↑ 持ち方から丁寧に指導する講師
 水田のあちこちで歓声が飛び交う中で作業は進められ、泥だらけになるころには田植え姿も様になり、約2時間ほどで終了した。所々曲がって植えられた苗の姿も印象的で、体験水田ならではの味のある風景を作り出していた。
 妻と娘2人で参加した井上実さん(37)は「ベランダで家庭菜園を楽しんでいるが、今回、本物の土と触れ合うことができ子供たちも楽しそうだった」と話し、すでに収穫を心待ちにしていた。
苗を投げ入れる 苗を手にいざ水田へ 一列に並んでスタート 目印に沿って植えていく
↑ 苗束を投げ入れる ↑ 苗を手にいざ水田へ ↑ 一列に並んでスタート ↑ 目印に沿って植えていく
子どもたちも存分に田植えを楽しんだ 植えられた苗がきれいに並ぶ 全身泥まみれ〜!
↑ 子どもたちも存分に田植えを楽しんだ ↑ 植えられた苗がきれいに並ぶ ↑ 全身泥まみれ〜!

田植え後の水田に米ぬかをまくJA職員
田植え後の水田に米ぬかをまくJA職員
番外編1              
米ヌカをまき、コナギなどの
水田雑草の発芽の抑制を

平成20年6月16日(月)
 
事務局対応
※この体験水田は、種子消毒に農薬を使用しているため、完全な無農薬栽培ではありません。
 また、状況により、稲の生育に影響を及ぼすと思われる場合、必要最小限の除草剤等農薬を使用する場合があります。
米ぬかで、除草作業の省力化。職員が150`をまく
 JA田奈の組合員で組織する田奈恵みの里推進委員会は6月16日(月)、地域住民を対象に行う体験水田のほ場8eに、雑草抑草に向けて米ぬか150`をまいた。
 田植えから収穫までの全6回が行われる体験水田では、夏の日差しが強い中での除草作業が最もつらく、省力化につながればと営農経済部の職員3人が対応にあたった。
 ぬかをまいたのは田植えから9日後。80人が手植えした水田の水を減らし、表面に均一にまいた。ぬかは後に分解され、その有機酸がコナギなどの雑草の発芽を弱めるという。環境保全の点からも全国的に広がりを見せる技術だ。
 6月末に行われた1回目の除草作業では、「雑草の出が少ないようだ」との声も聞かれた。事務局では、収穫量を含めた効果について引き続き見ていくとしている。

第2回 草取り


 
平成20年6月28日(土)
 午前9時30分から
草取りに挑戦する参加者
↑ 草取りに挑戦する参加者
 蒸し暑さの中、草取りに汗!稲の成長を助ける。
 田奈恵みの里推進委員会は6月28日(土)、体験水田の第2回「草取り」を行った。45組、134人が参加し、地元農家9人が講師を務めた。
 今年は、一つの水田に大量の藻が発生し、除草剤を使用したものの、この体験水田では、なるべく農薬を使わないようにしている。手作業で行う草取りは、稲の成長を助けるために重要な作業の一つとなる。また、土をかき回すことで土に酸素を供給し、稲の生育にも良い効果がある。
稲の成長はまずまず 雑草がいっぱい 講師の説明を真剣に見る参加者
↑ 稲の成長はまずまず ↑ 雑草がいっぱい ↑ 講師の説明を真剣に見る参加者
 当日は、前回田植えをした二つの水田に分かれ、両端から中央に向かって草取りをした。講師からは「今、しっかりと草を取れば、次回が楽になる」と声が掛かり、参加者は、慣れない態勢に苦戦しながら、土をかき混ぜたり、草を土に埋めたりと汗を流した。一方、子どもたちは、カエルやトンボを夢中で追いかけ、自然に親しんでいた。
列に並び作業開始 稲の周りをよく混ぜる オモダカが目立った たくさん取ったよ
↑ 1列に並び作業開始 ↑ 稲の周りをよく混ぜる ↑ オモダカが目立った ↑ たくさん取ったよ
雑草は土の中に埋める 巨大タニシを発見 カモを追いかける子ども
↑ 雑草は土の中に埋める ↑ 巨大タニシを発見 ↑ カモを追いかける子ども

子どもの背丈ほどに成長した稲 第3回 草取り


 
平成20年7月19日(土)
 午前9時30分から
↑ 子どもの背丈ほどに成長した稲
 稲の成長とともに、雑草も大きく!107人が協力して草取り
雑草も大きく成長 丁寧に指導する講師 田の両端から中央に向かって草取り
↑ 雑草も大きく成長 ↑ 丁寧に指導する講師 ↑ 田の両端から中央に向かって草取り
 田奈恵みの里推進委員会は7月19日(土)、体験水田の第3回「草取り」を行った。地域住民35組、107人が参加し、地元農家8人が対応にあたった。
 田植えから6週間たった水田では、稲が子どもの背丈ほどまで成長していた。参加者は、稲をかき分けながら雑草を抜き取り、土へ埋めていった。前回よりさらに大量に発生していた雑草に驚く参加者もいたが、2回目の草取りに、慣れた手つきで作業は進められた。
 また、参加者は雑草について質問をするなど、講師との交流も深めた。稲とヒエを一目で見分ける講師に参加者は感心し、少しでも農家の技術を吸収しようとする姿が印象的だった。
大量の藻が取れた 何の雑草かな? 中央でゴール!お疲れ様
↑ 大量の藻が取れた ↑ 何の雑草かな? ↑ 中央でゴール!お疲れ様
稲とヒエの違いは? きれいになった 水浴びしながら洗濯 ドジョウやヒルも生息
↑ 稲とヒエの違いは? ↑ きれいになった ↑ 水浴びしながら洗濯 ↑ ドジョウやヒルも生息

かかしづくり
         (鳥よけづくり)

 
平成20年8月9日(土)
 午前9時30分から
個性的なかかしが並ぶ田んぼ
↑ 個性的なかかしが並ぶ田んぼ
 出穂目前にかかし38体。家族連れ115人がかかしづくり楽しむ
 横浜市青葉区田奈町で、田奈恵みの里推進委員会が行う「体験水田」に8月9日(土)、38体ものかかしが出現し通りゆく人の目を楽しませている。出穂期を目前に、鳥よけ用に用意されたもので、地域住民を集めJA本所で開かれた「かかしづくり」の作品だ。
 体験水田は「田植え」から「脱穀・もみすり」までの全6回。このかかしは、田植え後に2回の除草作業を終えた、36組115人の家族連れが作ったもの。地元農家ら14人が指導に当たり、昔ながらの農業を楽しんだ。
農業理解へ「ちゃぐりん」を配布 講師のお手本を真剣に見る参加者 竹とわらが材料
↑ 農業理解へ「ちゃぐりん」を配布 ↑ 講師のお手本を真剣に見る参加者 ↑ 竹とわらが材料
 参加者は、かかし作りの実演を参考に、竹などを組んで骨組みを作成した。わらで肉付けし持参した古着を着せてるなどした後に、子どもたちが顔を描き個性豊かなかかしが出来上がった。
 妻と子の3人で参加した平井潤さん(43)は「一昨年を除き、子が1歳の時から5年間参加している。なかなか泥の感覚が好きにならないが、かかし作りは積極的に参加してくれてうれしい」と話し、次回の稲刈りを楽しみに待つ。
竹を十字に固定 わらで竹に肉づけ 完成が待ち遠しい 思い思いの顔を描く
↑ 竹を十字に固定 ↑ わらで竹に肉づけ ↑ 完成が待ち遠しい ↑ 思い思いの顔を描く
完成したかかしを持って田んぼへ移動 倒れないように固定 甘くて冷たいスイカ!
↑ 完成したかかしを持って田んぼへ移動 ↑ 倒れないように固定 ↑ 甘くて冷たいスイカ!

かまでの稲刈りを楽しむ参加者 第5回 稲刈り


 
平成20年10月18日(土)
 午前9時30分から
↑ かまでの稲刈りを楽しむ参加者
 いよいよ収穫!昔ながらの手刈りに挑戦
 JA田奈の田奈恵みの里推進委員会は10月18日(土)、体験水田の第5回「稲刈り」を行った。39組123人の参加者が、昔ながらのかまを使った手刈りに挑戦。地元農家6人の指導で「はさがけ」までの作業を行った。
 当日は、田植えや草取りをした2カ所の田んぼに分かれての作業となった。かまを初めて握るという参加者も多かったものの、講師の指導もあり、作業の終盤には、軽快に稲を刈る音を田んぼに響かせていた。
たわわに実った稲穂 結束を教える講師 子どもも夢中で作業 親子で共同作業
↑ たわわに実った稲穂 ↑ 結束を教える講師 ↑ 子どもも夢中で作業 ↑ 親子で共同作業
 結束した稲は、「はさ」と呼ばれる干し竿に掛けられ、次回の「脱穀・もみすり」まで乾かされる。作業終了後には、土壌改良と田んぼの景観保全に向けて、7`のレンゲの種をまいた。レンゲは来春、田んぼをピンク色に染め地域住民を楽しませる。
 妻が応募し、子ども2人と初めて参加した相川弘次さん(53)は「とにかく疲れたけど、子どもたちが自分の手で作業し、主食に興味を持ってくれて良かった」と話していた。
稲束を運ぶ子ども 結束後は干し竿へ あっという間にすっきりとした風景になった
↑ 稲束を運ぶ子ども ↑ 結束後は干し竿へ ↑ あっという間にすっきりとした風景になった
機械での実演 鳥よけのネットを張る 7`のレンゲの種をまいた
↑ 機械での実演 ↑ 鳥よけのネットを張る ↑ 7`のレンゲの種をまいた

脱穀・もみすり
         (玄米配布)

 
平成20年10月26日(日)
 午後13時00分から
最後の作業を楽しむ参加者
↑ 最後の作業を楽しむ参加者
 最終回!半年間の努力の結晶、玄米を受け取り収穫を実感!
 JA田奈の田奈恵みの里推進委員会は10月26日(日)、6月から行う体験水田の締めくくりとして、参加者に玄米15`を配布した。参加者は自分たちの手で育てた玄米を手に収穫の喜びと重さを実感。田植えから6回にわたる米作りを通じ、食への関心を高めた。
 当日は、脱穀ともみすりの作業も行い、40組126人が参加した。横浜市青葉区の田んぼでは、地元農家5人が脱穀機ともみすり機の使い方を指導し、参加者は玄米になるまでの作業を体験した。
雨≠フ予報にシートで対応 かかしを片づける 脱穀を教わる参加者
↑ 雨≠フ予報にシートで対応 ↑ かかしを片づける ↑ 脱穀を教わる参加者
 今年は、天候不良もあり、2度の日程変更があったが、収量は17eの田んぼで17俵(1,030`)と、昨年より100`ほどの増収となった。妻と子ども2人で参加した村田博司さん(42)は早速精米機に並び「精米したての米を食べるのは初めて。スーパーで買う米との味の違いを知りたい」と話していた。
次々ともみになる 二人で持っても重い もみすり機で玄米ともみ殻へ分ける
↑ 次々ともみになる ↑ 二人で持っても重い ↑ もみすり機で玄米ともみ殻へ分ける
千歯こきも体験 15`ずつに計量 収穫の重み実感! 精米して早く食べよう
↑ 千歯こきも体験 ↑15`ずつに計量 ↑ 収穫の重み実感! ↑ 精米して早く食べよう

〜平成20年度「体験水田」結果〜
◎ 田んぼの広さ (2カ所)
      1反7畝 (17a=1,700u)
◎ 米の収量 (玄米)
      17,1俵 1,030`
☆ 1組み当たり配布数量
       15キロ

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